2013年12月3日火曜日

【所感】リーダーシップについて(NHK白熱教室まとめ 第5回)

前回のつづき。

またまた、まとめるよー。
プライベートで忙しくて遅くなった上に、完全に意訳だけど。

今までのポイント

  • リーダーシップと権威を混在して考えないこと


前回からの課題
変化を嫌がるのは、何かを失うリスクがあるから。
リーダーが必要なのは、この変化であり、リスクを説明することだ。
何に耐えてもらう必要があるのか、説明する必要があるのだ。
今後、この説明について学ぶ。

変革の種

変革の種は組織の中にあるという。
では、組織の中で、「人々は喪失の危機を畏れる」とは何か?

組織の従来勢力とどう向き合うか。

古い文化に新しい行動様式を与えるには思った以上に時間がかかる。

組織の文化に適応することが最初のステップ。

失敗する多くの例として、政治をあげよう。
官僚は、多くの政治家のやる気をくじき、消えることをじっと待つ。
政治はすぐに交代するからだ。
既存組織は長い目で変革を見ている。
そして、新しい変革者が来ると、「またきた」と反抗するのだ。

アフリカの例

一人の医療に従事した人がアフリカにて医療の向上に貢献した男の例。
その彼は、森の民が国際援助団体がどれほど上手に使うかを学ぶ。

国際協力隊の車が来ると、アメリカの、日本の、ドイツの種類を見分けて、原住民は言う。
「今度は何をすれば(相手の国は)喜ぶのだ?」

国際団体がアフリカに欧米式の方法を伝えても、あまり意味がなかった。

一例をあげる。
会計を適正化するため、アフリカに教育する施策が打ち上げられた。
しかし、結果としては欧米方式と実際の帳簿の二つを作成して対応していた。
つまり、帳簿を2つ作って終わらせる。何も変わらなかったのだ。
過去、200億ドル以上もの費用を費やしたが効果は限定的だった。

この例において、成功したのは1カ国だけだった。
成功したのは誰かが10年かかって文化に参加し、文化に適応した施策となったときだけのようだ。

変革の種

大事なことは、文化が許容できる範囲で変革することを実施する、ということだ。
適応する能力を身に着けるということは、かわりに何かを捨てて変えていくことである。

世界中のどんなコミュニティでも変革の必要がある。
ただし、その変革には変革者に対する信頼が必要である。

文化を超えてリーダーシップを発揮できるか


ニューオーリンズでの失敗の例。
ある人が麻薬、ギャングのいる町で、救急病院に勤務したが、何も変わらなかった。
医師として参画したが、治療と包帯の毎日で終わった。
これはどうして失敗したのか。どうすれば変えられたのか。

失敗の要因

講師は発話者の話を聞くに、失敗の要因のひとつは、白人、黒人の人種差別により信頼されなかった点であると分析。

  • 相手の文化を理解しようとしたか。
  • やったとしたら、社会的な問題に対して何を行ったか。何が足りなかったのか。
これらのヒアリングを聞いた結果、講師は以下の問題を指摘した。
  • 実施したこと
    • 技術的な問題は解決した。それは医療
  • 失敗したこと
    • 本質的な対応「変革する」には失敗した。
    • 妨害によって発揮できなかった。
    • 相手の問題点となっているコミュニティに解決する方法を考える。

医療のレスキューにおいて、暴力は表面的な結果にしかならない。

解決策の一例としては、地域のコミュニティに参加すること。
もしかしたら、コミュニティに受け入れられたかもしれない


  • リーダーシップのポイント
    • 人類学者のように考える。よく観察すること。
    • 「何をすべきか、何をしてもいいか、誰と何をし、誰に協力してもらうか」を考える


問題について再考

  • 教育レベルが低い
  • 子供たちの家を訪問しようにも、警官でも行かないところであった
  • だから見なかった。
  • リーダーシップを発揮するにはリスクを見込んで、前に進む必要がある。
  • 子供の家にたずねる
  • 何とかして現状を打開しようとして考えている人がいたかもしれない。
  • そんな人とアプローチする方法をもう少し考えてもいい

なぜ行動を起こさなかったのか。

問題はあった、コミュニティもあった(仮定)、何もできなかった親、政府機関、聖職者、そして何より、同僚の医師や看護師や、救急救命士や患者などと会話する機会はあったはずだ。
しかしながら、発話者はこれらの人々から問題の分析を行っていない。

本質的な問題は、これである。

病院で目の当たりにしている問題の原因、それは外の力学はもちろんだが、自分自身の問題にも気づかないといけない。

リーダーシップを発揮するには、自分が忠誠を尽くす人と向き合う必要がある。

忠誠の対象は以下のとおり。


  1. 職場という共同体。もちろん反対勢力もある。傍観者もある。
  2. 社会的な共同体。家族、友達、ご近所さんなど、いっしょに何かをする関係。
  3. 自分の先祖。自分のご先祖様は何というだろうか?思い出、歴史と向き合うことを兼ねる。

自分のまわりの変革が必要だが、これらの人々と向き合わないといけない。

ニューオーリンズの問題も、おそらく、答えはあったはずだ。

ところが、自分の心の中で歯止めとなったものがあったはずだ。

一方で考える必要があることがある。

過去にリーダーシップを発揮させなかったことによって、誰をがっかりさせただろうか。

リーダーシップを発揮する機会を生かさなかった理由は?

今一度、自分と向き合って考えるべきだ。
「リーダーシップは権威のある人がやればいいんだ」と言う人はいただろう。
「一般人は文句を言うだけでいいんだ」という人もいるだろう。

しかし、リーダーシップを行う機会があれば生かしてほしい。

変革しようとして失敗した事例から、成功して得た事例から多くを学ぶ必要がある。

女性の権利を主張する例

女性の権利に対して活動を行うと、ものすごい妨害が発生する。

たとえば、妊娠中絶等の改革を促すと反対者が発生する。

なぜアメリカで妊娠中絶に対して、反対する男性がいるのか。
男性にとっては何も失うものが無いのに。
この問いに対して、講師は言った。
自分がすべきなのかは、何を失うかを考えるべきだ。

抵抗する人が失うものが何かを考える。
失われるものが何か特定し、受け入れてもらう。
ただし、それ以外は保障できることを示すべきだ。

多くの問題は、文化であり、宗教と綿密にかかわっていることが多い。

価値観をいつ身につけたか。

親から学ぶことに始まり、社会の規定を学ぶ。
何をするにも、その人なりのルールがある。
地域社会、目上の人、親、友達によって与えられるルールに基づく。

たとえば、妊娠中絶の権利においては
「親、地域社会、等から教わったことは間違っていたと理解し、今までの教えに背け」
といっていることに他ならない。

従来の価値観を覆すには、今までの歴史と戦う必要がある。

固定観点、余談、先入観をいかに外れられるか、あるいは、そういった人々との軋轢を乗り越えないといけない。

つまり、変革を促すリーダーは何を失わなければならないか、明確に示さなければならない。

この例を具体的な例で示すと、

  • 本来のプロセス
    • 大きな問題を回避するためには、誰かの足を踏む必要がある。
    • しかし、いっぺんに踏むことはしない。指の1つずつ、耐えられる範囲で行っていく
  • 今回のアプローチ方法
    • 踏んだことに気づいていない
    • したがって、うっかり踏んでしまって、踏み返されてびっくりした状態と同じような状態。

つまり、相手の価値観を見つけ、段階的に適応させる必要がある。

女性に抑圧を、機会を与えないことは何を指すか

女性に権利を与えないということは損失が生まれているということに気づかないといけない。

  • 変革を求める女性
  • 変革を求めない女性
  • 変革を求める男性
  • 変革を求める男性

こういった軋轢によるエネルギーの消費が行われている。
どれほどのエネルギーが、そういったエネルギーの消費に使われているか考える必要がある。

女性に機会や自由を与えない。
それは、世界の流れから遅れていくことをさす。

そういったデメリットを考えると、変革に伴う価値はきっとある。
しかし、反対論者には逆に失う価値もある。
その間で、失うもの、残るものの間を取り持つことにリーダーシップの本質がある。

何かを捨てさせるには?

アメリカにおける銃規制法の例。
最近は、お互いが硬直化している。

考え方の例を示す。

  • 相手のところへ行き、話に耳を傾けることだ。
  • 相手の価値観に共感できるところを見つけられる
  • 相手の価値観に変革が必要なところが見つかるかもしれない。

たとえば、この問題の本質は銃の有無にない。

教えてくれた親に対する忠誠、狩りに行った思い出や、銃は責任が伴うことによる責任感を持つことかもしれない。相手の思い出を捨てさせることは難しいだろう。

相手の価値観や人生を知ると、どう説得すればいいかわかる。

たとえば、失われるものが狩りの思い出であった場合、その思い出を区別し、説得する。
銃をすべて廃止するのではなく、散弾となるものを廃止する、限定的な箇所で廃止する等、だ。

つまり、

  • 未来にもって行く価値観
  • 捨ててほしい価値観

という点を明確にし、深い思いについては残していくことを示し、相手に取り計らうべきだ。

相手が、自分の価値観を失うように言ってきた場合は?

どうするか?

忘れてはいけないポイントは「自分の価値観を押し付けることではない」ということだ。
「価値観の内部矛盾を特定すること」である。

一般的に、人間は問題から目を背けることが多い。
科学的な事実からは直視しないことが多い。失うものやコストが大きいからだ。

キング牧師は「わたしにはビジョンがある。」と言った。
その言葉の後、決して、「それは私のビジョンだ」とは言わなかった。
「それはアメリカのビジョンに深く根ざしたビジョン」と言った。

指示する人が一人もいなかったとしてもリーダーシップといえるか?

言える。

それはよくあることだ。
自分自身を動かすこと自身もリーダーシップである。

女性の権利を指示する人ががとるべき行動について

自分が真実だと訴えることではない。
そのやり方では、過去の歴史と一人で向かえることであり、暗殺されたら終わりだ。

地域社会や学校など、自分の周囲に働きかけ、効果的な組織を作り出すことだ。

リーダーシップは周囲に潜在的な能力を生み出すことだ。
カリスマ性を生み出すことではない。

身近な例

一人の先生が多くの生徒を教えている。
先生は一人ひとりの生徒に向けて、指導計画を立てている。

校長は先生一人ひとりがリーダーシップを発揮するように促す必要がある。

リーダーシップの失敗は権威の誘惑に負ける。
「俺は校長だ、指導要領に合わせて教えるのだ」といい、先生も生徒に同様の活動を強いる。
するとどうなるか。

20%あるいは半数の生徒には失敗するだろう。
個々の問題については、個々の対処が必要なのだ。

変化し、適応する能力。
コミュニティーが持ち適応の能力を発揮するには、大勢がリーダーシップを発揮することが必要。

運用に一人がいてもいい。それはモチベーションが高まり、活発な動作が見えるからだ。
しかし、一人に依存しすぎてはいけない。

想定される未来に向けて、どうやったら、その未来に行けるかはわからない。
なぜなら、われわれは多くのことを学び、失敗しながら、前に進んでいるからだ。

次回の話題。

おそらく机上はここまでで、次回はいよいよ身近な例について考える。
課題、忠誠心、支払うべきコストについての実例を考える。

ではまた。

2013年12月2日月曜日

google検索一位獲得!!!

ただし、「モスバーガーがおいしい理由」という、すげーマイナーなキーワードのときに限る。

でもでも、Blog初めて1ヶ月。初の快挙に舞い上がってしまう。

ということで魚拓。



ああそうか。これがSEOってやつか。

と実感が沸いた今日この頃。


ちなみに、「SEO対策で検索順位の上位を独占するために私が行っている36の手順」とかいう記事を見つけた。
真面目にSEO対策を考えている人はこんなことまでやるんだと勉強になった。

・・・まぁ、俺はもう少し、自分に文章スキルがついてからやろうかな。


ではまた。

2013年12月1日日曜日

se常駐費用ってさ

客先常駐の身分にて、クライアントから高いといわれたので、内訳を考えてみた。

内訳
  • PM的な管理コスト・・・クライアントやチーム内のコミュニケーション円滑ツール
  • 要件書、設計書・・・クライアントと設計者と開発者のコミュニケーションツール。実は仕組みが確定していれば機械的に作るので、そんなに作業時間がかからない。
  • 開発・・・おおむね純コスト。
  • テスト・エビデンス・・・これもケースが適切か、等の確認となるコミュニケーションツール。


結局、客先常駐のコストの内訳を見ると、大半がコミュニケーションコストなんだよなと感じる。

つまり、クライアントの能力(ビジネス理解、IT理解)のスキルにあわせて常駐コストは上下する。

人月?単価? それは標準単価なんだから。

標準単価が下がればメンバーのスキルが下がりやすく、それはコミュニケーションスキルが顕著。
(特にSEはね。。。)

また、標準単価を下げても契約工数と実体工数の乖離がひろくなるだけ。
(つまり、単価は安いが投入する人の数が多くなる)

ただ、クライアントにとっては耳が痛い話だし、言っても直るものでもないので言わないが。

と思った、そんな話。

だいたい、根拠無く高いと言う企業は勉強会しても人が変われば引き継がれないクライアント企業が多い。
ベンダーに文句を言う前に、我が振りを反省してほしい。

# 今回はいい感じのチラシの裏記事ができてまんぞく。(自分だけの目線で見ると、だけど)

ではまた。

2013年11月30日土曜日

社内勉強会を通して学んだIT企業の社員の現実

勉強会をやってみた。

IT企業の社員の現実

俺が協力会社と社内で勉強会をしたよ。いろいろわかったよ。
もちろん、自分のいる企業がすべてだと思わないし、取引先の協力会社がすべてだと思わない。

しかしながら、今日、現実を知ったので、ありのまま書く。

メンバーの状況
  • 外部の勉強会には行かない。というか、存在すら知らない
  • OSSについてあまり知らない。コミュニティも知らない
  • GitHubですら、名前を知っている程度
  • TED何それ、おいしいの?
  • 次世代ソリューションにも興味がない
  • というか、勉強会全般において質問が無い。興味がないのか?
という感じ。

これが法人システムを開発しているメンバーの現実か。
まぁITは職の窓口が広いから、さほどモチベーションが高くない人も多いもんだが・・・。

想像はしていたが、それ以上の意識の低さだった。

うーむ、これでITの将来は大丈夫なのかと思ってしまう。

ではまた。

2013年11月29日金曜日

社内勉強会の効果的な進め方

勉強会について、関連会社について調べてみたのでメモ。

# どうでもいいけど、Blogの記事タイトルに【考察】とか書くの飽きたから中止。

社内勉強会に対する期待を振り返ってみて

一般的な勉強会のメリット感について考えてみたところ、大きく3点になりそうな気がする。
  • 深い知識の探求
  • 思わぬ知識を知る
  • 人と交流するネットワークの構築
ただ、社内勉強会を行う場合
  • 企業システムに深い知識は求められない
  • 幅広い知識は、現場で使う範囲が限られる
  • ネットワークは社内に限られる
ということで、メリットは少ない。
社内勉強会を検討中の人は、上記の違いを踏まえて対応してほしいと思う。

ただ、自分が勉強会を開催するのは以下のメリット感がありそうだったので、チャレンジなのです。
  • 新人や視野の狭いアプリ開発メンバーにフレームワークや基盤性能を意識してもらう
  • 今後、上位になったり、他プロジェクトに行っても役に立つように引き出しを作る
  • 視野を広げて、モチベーションをあげる(これ最重要)
  • 勉強ネタが発展して、提案できるネタができるといいなぁ(これイマイチ)
とはいえ、なかなかうまくいかない。

社内勉強会のアンチパターン

だいたい、以下のパターンで、中止に追い込まれる。
  • 技術に興味があるメンバーが技術屋をやっているとは限らない(特にIT業界!)
  • 上位になる気がない若手もいる
  • 企画者の強制によって始まるため、モチベーションを積極的に植えつけないと、むしろ下がる
  • 企画者が説明をするだけで、他のメンバーは人事だったり、寝ちゃったり
  • 輪講(みんなで少しずつ勉強する)も強制でやるとモチベーションは低くなる
  • 勉強会の説明資料の品質が悪くなると存在意義が危ぶまれる
  • そもそも、皆忙しくて、勉強会に割り当てる余裕が無い
つまり、モチベーション向上と勉強時間の確保が非常に難しい。

トライ&エラーの1回目

ということで、少し考えた。
結果はでていないけど、以下の方法だとうまくいく気がしている。
  • 輪講を行う
  • ただし、新しいことのテーマではなく、現状の改善策を提案する
  • 提案はライトニングトークで行い、資料の準備時間が少なくてもそれっぽくなるようにする
  • ライトニングトークは5分間。週間で勉強会を行うので、1回の勉強会で1人消化する。
  • ライトニングトーク以外の時間は、企画者やチームリーダーが勉強会の本体を行う
  • うまくいけば、コードレビュー会もそんな感じにしてゆく。
個人的には「年内の勉強会は週次でやってみて、年末に効果をまとめる」ことを考えている。

というわけで、勉強会の結果はまた今度。

ではまた。

2013年11月28日木曜日

【考察】チームメンバーの育て方

# 最近、更新をサボってました。
# これからキャッチアップします。日付は過去日付にするけどね(11/30記)

その子はなぜ大人の言うことを聞かないのか?


という記事を読んで。
チームリーダの立ち位置としてはヒントとなることがあったのでメモしてみる。

指示を出すときに良くある例と理想とのギャップ

チームリーダーだと、権威というか権限というかそんな何かを持っているので、強制力は働かせやすい。
過去、強制力によって強化されたチームを見てきたけど、そのチームは強制の源がなくなると急激に減衰することがわかってきた。

で、どうしたもんかなーと思っていたところ、ちょうど良い記事を見つけた。
という感じ。

理想的には、メンバーが自立的に活動するのがいいのかなと思う。

魚でも、釣り方を覚えこませるでもなく、釣りの楽しさと学び方を教える、ような。

記事で学んだ一つのポイント

というのが、「子供は考えるのが好きだ」というところである。

個人的には「大人も考えるのが好きだ」ということである。

厳密には、「縛りなく考える、あるいはしゃべるということが好きだ」ととらまえている。


そうすると、メンバーに指示を行う際にも、必要性をメンバーに気づいてもらうのが理想。

ということがわかってきた。

とはいえ、真面目にそれを実施しても時間がいくらあっても足りない。

ただ、自分で気づく感性を育てるために必要なスキルがわからない。

少なくとも、モチベーションをあげる火付け方がわかれば大きく進む気がするんだけど。

松岡修造先生を分析してみるかなぁ。

とはいえ、まずはトライ&エラーで試すしかないのかなぁ。

とかとか思った今日この頃。

ではまた。





ところが、強制力を働かせる方法だと、その強制力の発生源がいなくなった時に弱体化する。


いくつか、手はあるんだけど

2013年11月27日水曜日

敵なし企業の10年後

最近、EDWINがADR申請を主なった模様。

ふと思ったことをまとめる。

衰退する企業

ただし、業界は衰退していない場合でも、かつて1位だった企業も10年もすれば落ちることもある。


ということで、いろいろ調べてみたのだが、気になった記事があった。
ユニクロの激安ジーンズに敗れたエドウインの焦り


この記事、記事の中では実は”エドウィン”がユニクロに敗れたとは明言していない。
外部要因として、
  • ユニクロなどの激安ジーンズの発生
  • ジーンズのコモディティ化
により、ジーンズの業界は落ち目になったとのこと。

ところが、矢野研究所によるとジーンズ業界はあまり衰退していない模様。

リンク先の下部に市場規模と売り上げ推移があるので見てほしい。
ぜんぜん下がっていない!

ということは、企業が敗退するといった要因は業界だけではないんじゃなかろうかと思う。

# どうやら、EDWINは本業ではない証券投資に失敗した要因が大きいようだ。
# いやはや、記事のタイトルだけだと間違った認識をするところだったよ。

成長する企業

最近、nanapiの事業計画書が展開された。

ふと思う。この企業もいつまで続くのか。

企業成長を進められる企業(Google等)と進められない企業には何が違うのか?

要因は多いのだろうけど、ドラッカー先生は言っていた。

組織は
顧客を創造すること
に本質がある。

顧客を創造する、、、つまり、最先端を追い続ける必要があるのかなぁと思う。

過去を知りて、新しきを知る。
また、人の振り見て、我が振り直せ、ともいう。

というわけで、まとまらないけど、自分を見直すいい機会になった、と思った日。

それでは。

2013年11月26日火曜日

【考察】乾燥肌&アトピーとステロイドについて

乾燥肌、だめすぎ、俺。

というわけで、ちょっと限界にきたので、病院へ。

幸い、少し改善されてきたので、改めてまとめようかと思う。

ちなみに、調べたのはWEBですので、素人意見であることにご注意を。

肌荒れの原因

いろんなサイトでもてはやされたが自分の体を使った検証の結果も踏まえて記述。
まとめると、こんなところがあるようです。

  • 乾燥すると、体の保湿ができなくなる。
  • 生活リズムが崩れる(主に夜更かし)により、体のバランスが崩れ、荒れやすくなる
  • 後から寝だめしても、改善はされない。大事なのは寝る時間と起きる時間のリズム
  • ビタミンB系は大事。非常時にはサプリメントもやむなし。(自分は効いたが、プラシーボかもしれない)
  • ホコリとカビが空気中に舞うと、肌荒れが顕著化している(気がする)
  • 食器の洗い忘れ、風呂汚れの放置によってカビが生えてないか要確認
ようは、環境と、自分の体調に体系されそうです。

肌荒れが起きた状態について

肌荒れが起きているということは以下の状況と問題点が起きるようである
  • かゆい
  • 痒くなった時点で、肌はダメージを受けている
  • かかなければ改善されるかというとそうではない
  • かかなくて様子を見てみたところ、肌の内部で不調になっており、擦るだけで傷がつく
  • もはや自然治癒は絶望的
  • 市販の軟膏では改善されない可能性が高い
  • 結局、できる民間療法は、冷やすしかない
  • つまり、民間療法的な対応では、かゆみによるストレス、睡眠不足でリズムが崩れる
  • 結果的に悪化の一歩を辿る。早めに皮膚科へ行くこと。

肌荒れが起きた後の対策

肌荒れが起きた後、どう直すか。
完治はしていないが、2日で大幅改善したので、その2日の前にチャレンジしたことをメモ。
  • 肌荒れ後に湿度を上げても改善されない
  • 市販の軟膏では改善されない可能性が高い(すでに、肌がダメージを受けているため)
  • ステロイドの有無は、大きな境目
  • ひどいときは、医者に行き、処方されたためらい無くステロイドを使うこと。

ステロイドについて

 専門家ではないので、ざっくりですが、まとめました。

  • ステロイドは副腎皮質ホルモンの1つ
  • 効果は主に2つ。1:炎症を抑える、2:免疫を抑える
  • 炎症している皮膚に塗ると、一定時間、炎症の増加、かゆみの増加があるが、1時間程度経過すると収まり始めることが多い。(場合によっては1日収まらないこともあった)
  • 免疫が抑えられることで、感染症にかかりやすくなる
  • 基本的に、短期決戦用軟膏
  • ステロイドには嫌な噂が絶えないが、医者の言葉を信じて、クリームの料をケチらない
  • 改善したと思っても、改善しきっていないことが多いため、やめ時は医者と相談
あとはこの辺が参考になるかも。

おかげさまで、私の肌荒れはステロイドのおかけで少しずつ回復してきています。

ではまた。





2013年11月25日月曜日

【検証】イイ夫婦の日

ちょっと遅れたけど、花を買ってみた。

照れくさかったので、おみやげと称して嫁にプレゼントした。

「ふーん」て言われた。

あれから、2日。それ以上のことは言われていない。

全国亭主関白協会の皆様、がんばってください。

やはり、ちゃんと言った方がよかったのかもね。

ではまた。

2013年11月24日日曜日

【所感】リーダーシップについて(NHK白熱教室まとめ 第4回)

前回の続き。

また、理解を含めてまとめるよー。完全に意訳だけど。

前回からの課題。
リーダーのアドバイスが人々に聞き入れられない理由を検討する。
コンサルタントが顧客に提案したにもかかわらず、何故、クライアントは対応しないのか。
心臓病だった人が生活習慣を見直す確立と同じぐらい低いのか。

環境の適応による解決モデルと特徴について

クライアントが対応しない、すなわち、環境に適応しない理由を考える。
環境に適応する良いモデルにDNAがある。
進化に基づき、環境への適応に対する解決法があるものだと推定して考える。

たとえば、DNAはチンパンジーから人間へと革新に導いた。
このことを中心に考えてみよう。

チンパンジーと人間は99%同じDNAで構成されている。

つまり、人間とは何も無いところから急に生まれたわけではなく、すでにあることを前提として1%だけ変化した種なのだ。
DNAは機能していることに着目して、機能している箇所をあれこれいじって、影響を見る。
そういった特定、破棄、温存といった作業を繰り返してDNAは変化してきた。

環境に対する反応についてみてみよう。
自然界において、
  • 進化とは環境に適応していくこと
であった。

組織の本体、あるいは社会も環境であるとみなして考える。

たとえば、政府が貧困問題に着手したとしよう。

政府はいくつかの施策を出すだろう。しかし、解決できない。
なぜか。

家族ごとにアレンジが必要になるからだ。
地域の差をどのように吸収できるか考える必要があるからだ。

そのなかで重要なポイントがある。

何かをかえる際に重要なのは変えないものを特定することである。
劇的な変化は非常に保守的なのだ。

かつて、アメリカの革命と呼ばれるイギリスからの独立戦争。
この発端となったレキシントンコンコードの戦いがあった。

しかしながら、現在、アメリカに横たわる文化の多くはイギリスとほぼ同じである。
革命といっても、多くの文化は変わらなかったということである。

別の例で言うと、中国が中華大革命を起こして、社会主義から資本主義に変わったとしても、儒教が失われたわけではない。

つまり、誤解してはならないのは
  • 一から見直しを行うようなことがあっても、変わるのは非常に小さな一部
ということである。

リーダーシップを行う人にとって大事なのは、変化に対して、先に警鐘を示すことが大事だ。

変化を恐れ、抵抗する人にまず知らせることだ。

ここの宗教、文化、価値観は過去のものを残す、と。


キング牧師に学ぶリーダーシップ


変革は保守的であることがわかってきた。

かつて、キング牧師はあまり権威を持ち合わせていなかった。
アメリカによって大事な価値観を言った。
  • アメリカ建国時の根本はまだ終わっていない。まだ道半ばだ
これがリーダーシップを行う際の本質である。


何から新しいものが生み出されるか?

結論としては、何も無いところから、革新は生まれない。

あくまで、既存の環境、社会があることが前提であり、多くの革新的な何かは既存のものを組みなおして生まれるものであると考える。

iPodの例

あるエンジニアが携帯型の音楽CDプレーヤーを生み出した。
掲題できることに加え、研究を続け音とび防止機能やかっこいいデザインが考案され、世界中に売れていた。
一方で、その会社は小型のHDDを生み出す技術を持っていた。

あるエンジニアは言った、音楽プレーヤーとHDDを組合せばもっと使いやすくなる、と。
しかし、そのエンジニアのアイデアは採用されなかった。

社内のほかのものの不利益になるからだ。

既存の開発である、デザインや防水仕様だったり、音とび防止技術はいらなくなる。
トップ売り上げを維持するために投資してきたコストが、すべて無駄になるためだ。
結果、その企業ではお蔵入りとなった。

その後、AppleがiPodを発売し、市場を一変してしまった。

なぜAppleが開発できたか。失うものが無かったからだ。

大企業は革新的な技術においては、遅れをとりやすい。


環境への適応のメカニズムについて

改めて、DNAに基づく環境への適応方法について考えよう。
DNAは以下の3つを組み合わせて、変化している。
  • 特定
  • 破棄
  • 温存
これらの変化の多くは失敗する。
DNAでみても、突然変異が生き残る可能性は非常に低い。
つまり、革新は合理的ではない。この変革への原動力は「多様性を求めること」に他ならない。
固体のどれかが将来への鍵を握っている。
しかし、それはどれが正解かはわからない。


革新は外部の何かがもたらすものなのか

たとえば、コンサルタント等がそうである。しかし、多くの場合は失敗に終わる。
この失敗に対して、分析を行おう。

ベトナムの例

解決に向かうような回答を編み出し、プラスの差異を編み出す。
国際的な問題の例をあげる。

とある国際機関が調査したところ、ベトナムのあるグループにおいて子供の栄養バランスが悪いことがわかった。そこで、提案があがった。「ベトナムに米を提供すべき」といった考えだ。

これは短絡的な考えであり、正解ではなかった。

ある調査団体はそんな短絡的な考え方にはいかず、まずベトナム国民を注意深く観察した。

結果、ベトナムの中にある栄養バランスの良いグループと悪いグループの違いを見つけた。

1.食べ物に違いがあることがわかった。
小さな海老だ。ベトナムでは一般的にこの海老は食べない。
ところが、バランスの良いグループはこの海老を食べていた。
よって、たんぱく質を摂取できていたのだ。

2.文化の違い
多くは、取れた米を親がおたまをとりわける。
バランスの悪いグループは、おたまで、深くすくって父親に渡した後、子供の分を浅くすくって渡していた。
一方、バランスの良いグループはお玉をかき混ぜて子供に渡していた。

結果的に、このコック際期間は解決方法として、教育を行うプランを行った。

プラスの差異のアプローチについて

問題を抱えている人自体が、問題を持つと考えること。これがポイント。

難しい問題、たとえば人身売買のような問題点が多いものについても、考えることができるだろう。


解決策が見向きも去れないときは?

民衆は、逼迫した状況のときは、適応に対する解決策よりも、即決的な技術的な解決策が役に立つと思う。そんなときにどのようにアプローチすればよいのか?

人間は鏡を見つめるだけでは学べない
多様性のある観点から見つめるべきだ。
リーダーシップの仕事は、多様性の中から、真なる価値を抽出することにある、


複数の人がリーダーシップを発揮できるか?

難しい問題に対して、5つのリーダーがアプローチを行う。
解決する初期の段階で考えること。

各リーダーは、内部のメンバーにも問題の解決を促す。
つまり、このアプローチは一人がすべての答えをもつのではない。

適応を促すやり方を進める場合、一人で考えるのは間違いだ。

リーダーシップとは、複数の観点から問題に取り組むことが重要なのである。

また、リーダーシップにおける権威の使い方とは、壁を用いるのに権威を使用する。
権威は作業工程や、誰を担当させるのか、させないのか調整する際に役に立つのだ。

ただ、人は適応することを避ける傾向にある、ということだ。
リーダーは、この回避に立ち向かうということが重要である。


適応が必要な作業を回避する形

1.責任転嫁を促す
大統領がくるくる変わることがそれを指す。つまり、問題解決にはならない

ギリシャ危機の際、多くの国民が問題はアジアからの移民によるものだと考えた。
しかし、問題の本質は文化にあった。なれあい文化だ。
村レベルにまで蔓延していた。村長は市長に、市長は知事に依存していた。

2.注意をそらす
人々は、能力にあった問題しか特定しないことがある。
これは問題が解決しない際のリスクだ。

コンサルタントを雇う際、最も役に立たなくなる例としては、雇う側が問題から目を背け、コンサルタントの提案に対して見向きもしなくなるということだ。

リーダーシップには絶望に立ち向かう勇気が必要だ。


コンサルタント、政治家など、専門家が善意でよくしようと思っても、なぜ失敗するのか?

真の解決は「人の心や考え方を変え、新しい能力を備える」ということがわかった。
しかし、これは往々にして捨てられてしまう。

環境や経済や、政治的な要因が「環境の適応」から「技術的な要素」へ変えてしまうためだ。
適合が必要であるという要素が失われ、適応に失敗することになってしまう。

人は本質的に変化を嫌う。
しかし、これは常にではない。

この本質に立ち向かうためのアプローチがある。
よい方向であれば別だ。


次回へのつながり

変化を嫌がるのは、何かを失うリスクがあるからだ。
リーダーが必要なのは、この変化であり、リスクを説明することだ。
何に耐えてもらう必要があるのか、説明する必要があるのだ。
今後、この説明について学ぶ。


ではまた。

2013年11月23日土曜日

【考察】アジア立志伝を見た所感

最近、あったので、見た。面白かったので個人的にまとめてみた。

引用の部分はTVの意訳です。

華僑の島

タニン・チャラワノン氏の話。

中国は文化大革命のとき。儲けることが悪という文化だった。
そんな際に、一番であることを目指して市場にチャレンジした。
氏は自分が得た確信を言う。

人は一度、良いものを知ってしまったら、元には戻れない。

これは私の自社にも言えそうだ。
外資系の企業が生き残るのはこうやって世界中のベストプラクティスを売り込むしかないと思う。

また、氏は言う。
欧米のように実務的ではいけない。
長期的に調子してゆく必要がある。

欧米系企業としては、すごく実感する。
支店といえば支店なんだけど、日本支社の自分としては日本支社を強くしないと、競合他社の後塵を進むことになるんだろうな、というか、今、そうなっているんだろうな、と思う。

そして舞台は、天安門事件へ。
一人の政治家、鄧 小平は言った。改革開放の政策は変えない。

窓を開けないと、よどんだ空気は抜けない。
そして、 当時を振り返ってXXは言う。
危機という言葉は機会という言葉でもある。
つまり、ハイリスク・ハイリターン。
大きな企業になってしまった会社はハイリスク・ハイリターンは取りたがらない。

日本企業もかつてはハイリスク・ハイリターンによって成長した企業が多かった。
しかし、大企業になった日本企業はハイリスクを飲めない。
Not Action Talk Onlyと批判されている、とのこと。

個人的には、選択と投資の比率の違いだと思う。
あと、投資の方向性が無難すぎて、爆発力が無いようにも思う。
それは、ルールが変わったときに弱いのだという新たなリスクを生むということ。

投資すればよいかというと、そうでもない。
ただ、チャレンジすることで、新しい世界に進むことができる。

投資の仕方について

他国に進出した際、大事なのはお互いの利益。
タニン氏の進め方は、相手に利益を増やした上で、自分の利益を得るもの。

購買層は、日本に対して悪くなっているとなかなか攻められない

外資が日本に進出する際も同じかもしれない。
ブラック企業だとか、品質が悪いとか言われたら、企業はお客様に受け入れられない。


ローソンの中国進出について


ローソンCEOの言葉。
日本の商品が中国に嫌われているのか。答えはNo。
安心、安全のブランドバリューは十分、受け入れられるものである、とのこと。
また、
日本企業の強みは「人材育成」である。人はコストではなく、資産である。
とのこと。

ほんとか?
なんか、違う気がするのは気のせいだろうか。
個人的には

ドバイの投資の呼び込みについて

ドバイには資産がない。投資を呼び込む必要がある。
ドバイは世界中から融資を呼び込んでいる。
およそ7000社の融資を受けている。

DPワールド社のスルタン・ビン・スレイヤム氏だ。
1960年代は、電気や水が不足する土地であった。
1966年、石油が見つかったものの、埋蔵量は少なかった。その量、おおよそ30年分。

氏は資源の少ないドバイに繁栄をもたらす方法をもたらす方法を考えていた。
そして、見つける。経済特区のプランを。

1970年代、欧米諸国が経済強者であった。
1980年代、日本、中国が経済において、台頭してきた。

1983年、国内にて、経済特区として、関税の撤廃を提案したが受け入れられず。
氏はあきらめず、世界中を調査し、提案を続けた。

そんな中はじまる、湾岸戦争。
ドバイは紛争の影響を受けなかった。
そこで、安全とみなされ、投資を受けることができた。

そして現在、投資の25%を受けるに至った。
今では世界中から、氏に融資の相談で引っ張りだこになっていた。

日本の論者は語る。
日本は「ゆでガエル」である
日本には海外から投資を受けるだけの価値があるのか?
法的にも政治的にも安定した国であるという日本は価値がある。
また、首都圏は公共交通インフラにおいて世界でも類を見ない。

2009年、ドバイショックが発生する。
氏は、今まで得た投資資金を逆に海外に投資するように舵取りを行った。
投資先はアフリカのジブチ。

なぜ、何もないジブチに投資したのか?

それはコーヒー豆にある。
エチオピアはコーヒー豆を生産しているが、海に面していない。
ジブチが海に面しているため、ここに経済特区を開発するチャンスが眠っている。
アフリカ最大のチャンスは正常率になる。
今後、先進国は2%ぐらいだが、アフリカは10%にも上る可能性が高い。


日本の論者語る。
日本企業は長期的な目線でチャレンジを行うことができない。
サラリーマン社長のため、自分の任期は静かに過ごしたいと思っている。
一方、アジアのCEOはオーナー経営者なので、強力なリーダーシップで進めていく。
それが違い。30年、40年の目線で見える経営力が試されている。
日本の企業は行動成長の負の遺産を清算する。価値を生むものと、生まないものの仕分けを行うべき。
個人的には、長期プランの投資を行っているように思う。
自然発電であり、メタンハイドレ-ドであり、Bigデータであり。
それはまだ、芽が出ていないだけで。

まぁ日本企業で、、、って言うと、大企業となった企業たちは今までの延長線上の発展、って感じがしないでもないけど、イノベーションは狙っても起こせないしね。







余談


あ、正確な記事はこっちにありました。ご参考までに。

ではまた。



2013年11月22日金曜日

【TV】(スーパープレゼンテーション)アルゴリズムが世界をどう動かすか、を見て

最近、あったので、見た。面白かったので個人的にまとめてみた。

引用の部分はTVの意訳です。

華僑の島

タニン・チャラワノン氏の話。

中国は文化大革命のとき。儲けることが悪という文化だった。
そんな際に、一番であることを目指して市場にチャレンジした。
氏は自分が得た確信を言う。

人は一度、良いものを知ってしまったら、元には戻れない。

これは私の自社にも言えそうだ。
外資系の企業が生き残るのはこうやって世界中のベストプラクティスを売り込むしかないと思う。

また、氏は言う。
欧米のように実務的ではいけない。
長期的に調子してゆく必要がある。

欧米系企業としては、すごく実感する。
支店といえば支店なんだけど、日本支社の自分としては日本支社を強くしないと、競合他社の後塵を進むことになるんだろうな、というか、今、そうなっているんだろうな、と思う。

そして舞台は、天安門事件へ。
一人の政治家、鄧 小平は言った。改革開放の政策は変えない。

窓を開けないと、よどんだ空気は抜けない。
そして、 当時を振り返ってXXは言う。
危機という言葉は機会という言葉でもある。
つまり、ハイリスク・ハイリターン。
大きな企業になってしまった会社はハイリスク・ハイリターンは取りたがらない。

日本企業もかつてはハイリスク・ハイリターンによって成長した企業が多かった。
しかし、大企業になった日本企業はハイリスクを飲めない。
Not Action Talk Onlyと批判されている、とのこと。

個人的には、選択と投資の比率の違いだと思う。
あと、投資の方向性が無難すぎて、爆発力が無いようにも思う。
それは、ルールが変わったときに弱いのだという新たなリスクを生むということ。

投資すればよいかというと、そうでもない。
ただ、チャレンジすることで、新しい世界に進むことができる。

投資の仕方について

他国に進出した際、大事なのはお互いの利益。
タニン氏の進め方は、相手に利益を増やした上で、自分の利益を得るもの。

購買層は、日本に対して悪くなっているとなかなか攻められない

外資が日本に進出する際も同じかもしれない。
ブラック企業だとか、品質が悪いとか言われたら、企業はお客様に受け入れられない。


ローソンの中国進出について


ローソンCEOの言葉。
日本の商品が中国に嫌われているのか。答えはNo。
安心、安全のブランドバリューは十分、受け入れられるものである、とのこと。
また、
日本企業の強みは「人材育成」である。人はコストではなく、資産である。
とのこと。

ほんとか?
なんか、違う気がするのは気のせいだろうか。
個人的には

ドバイの投資の呼び込みについて

ドバイには資産がない。投資を呼び込む必要がある。
ドバイは世界中から融資を呼び込んでいる。
およそ7000社の融資を受けている。

DPワールド社のスルタン・ビン・スレイヤム氏だ。
1960年代は、電気や水が不足する土地であった。
1966年、石油が見つかったものの、埋蔵量は少なかった。その量、おおよそ30年分。

氏は資源の少ないドバイに繁栄をもたらす方法をもたらす方法を考えていた。
そして、見つける。経済特区のプランを。

1970年代、欧米諸国が経済強者であった。
1980年代、日本、中国が経済において、台頭してきた。

1983年、国内にて、経済特区として、関税の撤廃を提案したが受け入れられず。
氏はあきらめず、世界中を調査し、提案を続けた。

そんな中はじまる、湾岸戦争。
ドバイは紛争の影響を受けなかった。
そこで、安全とみなされ、投資を受けることができた。

そして現在、投資の25%を受けるに至った。
今では世界中から、氏に融資の相談で引っ張りだこになっていた。

日本の論者は語る。
日本は「ゆでガエル」である
日本には海外から投資を受けるだけの価値があるのか?
法的にも政治的にも安定した国であるという日本は価値がある。
また、首都圏は公共交通インフラにおいて世界でも類を見ない。

2009年、ドバイショックが発生する。
氏は、今まで得た投資資金を逆に海外に投資するように舵取りを行った。
投資先はアフリカのジブチ。

なぜ、何もないジブチに投資したのか?

それはコーヒー豆にある。
エチオピアはコーヒー豆を生産しているが、海に面していない。
ジブチが海に面しているため、ここに経済特区を開発するチャンスが眠っている。
アフリカ最大のチャンスは正常率になる。
今後、先進国は2%ぐらいだが、アフリカは10%にも上る可能性が高い。


日本の論者語る。
日本企業は長期的な目線でチャレンジを行うことができない。
サラリーマン社長のため、自分の任期は静かに過ごしたいと思っている。
一方、アジアのCEOはオーナー経営者なので、強力なリーダーシップで進めていく。
それが違い。30年、40年の目線で見える経営力が試されている。
日本の企業は行動成長の負の遺産を清算する。価値を生むものと、生まないものの仕分けを行うべき。
個人的には、長期プランの投資を行っているように思う。
自然発電であり、メタンハイドレ-ドであり、Bigデータであり。
それはまだ、芽が出ていないだけで。

まぁ日本企業で、、、って言うと、大企業となった企業たちは今までの延長線上の発展、って感じがしないでもないけど、イノベーションは狙っても起こせないしね。

余談


あ、正確な記事はこっちにありました。ご参考までに。

ではまた。



2013年11月21日木曜日

【考察】Blogのまとめるために必要な5つのこと

Blogの書く時間を短縮するためにやるべきことをまとめてみた。

といってもコレを参考としてだから、かなり近いけど。

重要な5つのこと

1.伝えたいアイデアを1つに絞る

やはりネタは1つのほうが伝えたいし、読み手も読みやすいよね、と思う。
特にBlogを2000文字以下にするなら、なおさら、ね。

2.もっとも重視すべき対象は聴衆

自分のスキルが高かろうが、低かろうが、聴衆が楽しんでもらえれば成功。
逆に言うと、聴衆が楽しむものは記事としてのスキルには比例しない。

心がけとしては、伝えたい人をイメージして、語りかけるつもりで記事を書くこと。

3.出だしが肝心

Blogの場合、本文の1行目、あるいは、タイトル。
タイトルが悪いと、本文が素晴らしくても読んでもらえない。
そうすると、上記の重要なこと2を満たすことができない。

4.キャッチフレーズは3~12語の長さのものがもっとも効果的である傾向にある

繰り返し使えるような言葉と思ってみれば、わかりやすいかと。。

多分、英語の話だから、日本語だと40%ぐらいでしょうか。
そうするとタイトルは1語~3語ぐらいかな。

5.人生がどのように変化したかを語る

ドノバン氏によると、以下の順に進めるのが王道らしい。
  1. あなた自身が主人公である、なんでもない世界において、あなたを目覚めさせ、行動へと駆り立てるような事件が起きる第一幕
  2. 大きなリスクのあることに挑戦したり、非常に重大な決断をする、といった経験が含まれる第二幕。
  3. 最大の困難を乗り切り、新たな世界が開けていく過程です。あなたの人生がどのように変化したかを語る最終幕
これがきれいにまとまるとわかりやすいらしい。

このBlogができているかって?
できているわけないじゃん・・・・orz

明日からがんばろっと。

ではまた。

2013年11月20日水曜日

【考察】家賃の値下げは結構、馬鹿にならない金額だったりする

きっかけは家賃を8,000円下げて引越せた話だ。

月あたり、8000円下がったとすると、

年間、9万6000円。

ほぼ10万。すげー、プレステ4買えるよママン!

家賃って意外にボディーブローのように効いているんだよなぁと思う。

よくよく考えると1000円下げるだけでも、年間12000円。

食費削るぐらいなら、家賃を削れ、ということかもしれないな、と思った今日この頃。


ではまた。

2013年11月19日火曜日

【考察】Blogの文字数について

2000字と3分…ウェブ媒体記事の適切文字量…の呪い

こんな記事を見た。

Blogに適切な文字数って何だろうと考えてみた。

Blogを読むシチュエーション

良くあるので、電車内で見ること。
この場合、ぱっと見て面白かったら、お気に入りとして残す。

文章が短いと一通り見て、いろいろ考える。
しかしながら、文章が長いと後回しにする。このとき、見る頻度は劇的に下がる。

と、考えると短くまとまったほうがいいんだろうな。

文字数あたりの密度と、読み手の理解力のスピードのバランスが難しいというか、腕の見せ所なんだなと思った。

2000文字でもたぶん長いんだろうな。。。リンク先の記事を見て思う。
とすると、400文字?なのか。

↑でちょうど300文字のはず。400文字はちょっと短めなのかも。
でも、書き手の負担も鑑みると、日次更新だとこれぐらいがいいのかも。

ではまた。


2013年11月18日月曜日

【検証】エルゴベビー最強伝説

というあおり文句を考えてみた。

わが子を抱っこする紐も、エルゴベビーである。
調べるときも思ったけど、改めて使ってみて、他社も比較した結果、圧倒的だと思ったので紹介。

あ、ウチで使っている商品はコレです。

エルゴベビーの抱っこ紐の特徴

結局のところ、我が家(というか俺)で重要としたのは、

  1. とにかく、抱っこしていて疲れない。楽。
  2. 着脱が楽。一人でも可。
  3. インサートを装着すると、生まれたてから使用可能
といったところでした。
これらのポイントにおいてはエルゴベビーが一番というか、
「なんだ、圧倒的じゃないか、わが軍は。ふははははっ」

というようなイメージで他社ブランドと一線を画した状況だった。いや、ほんとに。

ちなみに、なんで抱っこに拘っているかというと、子どもは「だっこすると、とりあえず寝てくれる」という本能みたいなのがあるので(リンク先の「輸送本能」参照)、長時間抱っこの可能性が高いとみなしたためだ。
結果的には、抱っこ紐は散歩が中心になってしまったので、家内よいうよりは、散歩で役立っている感じ。でも散歩も結構な時間なので、あってよかったかな、と。

具体的な例で言うと、幼児は謎の泣き方をすることがあるので、以下の流れが数多くあった。
  • 泣き止ますために抱っこする
  • 抱っこする体力がガンガン消費される
  • 少しでも楽なものを選びたい・・・
ちゅーわけで、この抱っこ期間の負担が楽になることで、子育てが楽になったのは間違いない。

デメリットについて

一応、デメリットもまとめてみた。たぶん、こんな感じ。
  • 抱っこに特化している。おんぶや横抱きはやりづらい、あるいは、できない
  • デザインのバリエーションが少ない。最近、増えたけど、まだ限定的。
まぁ、よく考えると、あんまりデメリットらしい、デメリットはないかも・・・。



・・・というわけで「エルゴベビーはおすすめです」という話でした。

他の細かいメリデメは他のリンク(ココとか)を参考にしてください。

ではまた。

2013年11月17日日曜日

【所感】リーダーシップについて(NHK白熱教室まとめ 第3回)

前回に続き、第3回。個人的な偏見を踏まえたまとめ。

リーダーシップの原則

リーダーシップの原則は、人々に今どの時点にいるか、どこにいるか問うことにある。
そして、人々を導く。

我々はリーダーシップを「問題解決に向けて進展すること」と定義する。
ただ、どこが進歩なのかは振り返らないとわからない。

アメリカ社会で、成功したリーダー、キング牧師の例

彼は公式の権威はほとんど無かった。

NANCPではなく、南部キリスト教指導者会議の権威があった。それが公式な権威。
ただ、彼において重要なのは人々に影響を与えたのは公式な権威だけではなく、人々を動かす、いわば非公式な権威があったことだ。


  • 非公式な権威は、公式な概念を包み込む、幅広い範囲となる。
  • 非公式な権威は、社会構造や制度ではない。
  • 非公式な権威は、人々が期待するサービスに基づき、活動することで得られる。

キング牧師の仕事は、アメリカにおいて公民権・人権を擁護することだった。

非公式な権威の外部に、その他のグループがある。
大衆というグループはキング牧師に興味が無い。
つまり、キング牧師に何の権威も感じていない人々のことである。

キング牧師において、重要なのはこの大衆とよばれるフォロワーではないグループを導けるか、ということだ。結果的に言うと、キング牧師はこの大衆を導いた。

リーダーシップにおけるもっとも多い失敗とは何か。

リーダーは正しいことを行い、人を導く。
一方で、過去のリーダー達は正しいことをしようとしても失敗してきた。
何故、こんなことが起きるのか?


よくある失敗の原因は、2つの基本的なチャレンジを混同することである。

  • 技術的に解決できるものに対する解決策を示す
  • 解決できないものに対する解決策を示す


例えば、医師は「患者を診断し、治療を提示する」

見ればわかる病気(特徴的な感染症など)は技術で解決できる。
一方で、心臓病はすぐにわからない。これらを混同してはいけない。
また、診断を下すことは全ての最初の作業であり、かつ、もっとも難しいことである。

診断を下した瞬間、「問題を解決する、あるいは問題の一部しか解決できない」ことが決まる。
尚、結果は行動した後でしか確認することができない。


  • 診断と行動は反復のプロセス
    • 問題を解決する方法がある場合である。
  • 発見と適応の反復プロセス
    • 問題が解決されない場合である。
問題が解決されない場合、例えば「末期がん」の場合である。
この場合、適応が必要な問題がたくさんある。
まずは患者に「解決策が無い」ことを伝える必要が有る。また、患者の夫、妻、子どもなどにも来るべき結果に対して準備をさせる必要がある。
これは人の感情が関連するため、最も、難しい仕事の一つである。
このとき、医師ができることといえば、患者の代わりにはなれず、環境を提供することだけである。

大統領の憂鬱

大統領は社会的権威と同時に、制約があり、その制約の中で如何に人を導けるかが重要である。
技術で解決できることもあれば、適応によって少しだけ解決させることもある。

例:
薬物の乱用が発生し、解決が急務だった場合、大統領は何をスピーチするか。
  • ・背景を説明すべきか。つまり、解決しない問題であることを示す。
  • ・決意を説明すべきか。つまり、解決策を出すことを宣言する。
結果的に、大統領は決意を選んだ。

この結果、大統領は非公式の権威を得た。

国民は言った「これぞリーダーシップだ」と。



つまり、国民が大統領に期待するのは「専門的な解決策」であるということだったのだ。

ところが、ここでポイントなのだが、実はこの問題については、「専門的な解決策」など無いのだ。
おそらく解決策は、お互いコミュニケーションを持つ、適切な教育と宗教などを全員が持つこと。
そして、周りの人間が周りを導きあう必要がある。そんなことは大統領だけでは解決できない。

つまり、失敗する理由とは
解決策など無いのに、専門的な解決策を提示しなければならないとき
であると言える。

ただし、政治家として「解決策が無い」というのは政治生命として危険なことを指す。
なぜならば、信頼を失うからだ。

結果的に、政治家はよく出だしはうまくいくが、途中で言わなければならないパターンにはまる。
そして、途中で解決策が無いことを言うことになる。
「これは解決することができない。問題は社会に問題がある。一人ひとりが立ち向かわなければならない。政治は手伝いできることが多い。しかし、最終的にはあなた方の頑張り次第である。がんばってください」
そして、支持率を失っていく。

国民に痛みを与えるメッセージは、国民からの信頼を得ておく必要がある。
国民に専門的な解決策を示す必要がある。
しかしながら、解決策は無いということもある。

この場合、始めは良いが途中で解決ができないことがわかるようなパターンが繰りかえるされる。

時間をかけて改善させる問題に対峙した場合、バランス取れた状態にできるだけ早く遷移するため、バランスの悪い状態をどれだけ回避できるか、ということである。

民主政治における政治家は信頼に基づいて権威を得る。
そのため、有権者に対して、変化を迫れなくなることが多い。
変化を迫ると、信頼を得られないためだ。

一方で、独裁者なら、変化を与えることができる。
人々は危機的な状態になればなるほど、解決できる人物を強く求める。
多くのカリスマある独裁者は危機的な状況にて生まれる。
ただ、よくある失敗として、このようなカリスマのある独裁者に権威を与える場合、すなわち、目先の解決策に飛びつき、診断と解決策の妥当性を評価する時間を捨ててしまうことである。
このような場合、失敗を後から知る。

つ「すぐれたコンサルタントは、クライアントが嫌がっている問題に対して、徐々に向かい合えるように誘導してゆく」のである。

リーダーシップの評価の仕方

講演の中で「問題解決の渦中の場合、評価できないのではないか?」という問いがあった。

リーダーがどのように問題を定義し、技術的解決、あるいは問題に対する環境の適応をどのように行ったかを、どう評価すればよいのか、と。

この問いに対しては答えが複数あるため、明快な答えは無い(ようである)。

技術的な解決策のある方法については、問題が解決するまで経過を観察すればよい。

一方で、問題に対する環境に適応させる解決策においては、新しい適応力を作り出すことになる。
そのため、現状を超えること、すなわち力量の限界を超えなければならない。
つまり、多くの場合は、複数の利害者により、問題への見方がわかってしまう。
そのため、リーダーの実行に対して世界の反応を観察する必要がある。

次回の話題

リーダーのアドバイスが人々に聞き入れられない理由を検討する。
コンサルタントが顧客に提案したにもかかわらず、クライアントは対応しないのか。
心臓病だった人が生活習慣を見直す確立と同じぐらい低いのか。

ふむ、来週も学ぶことは多そうだ。

ではまた。

2013年11月16日土曜日

【考察】家の水が出なくなった日。いろいろ致命的だった日。

今日、家の水が止まった。。。
いや、水道料金は払っていますよ。

単純に賃貸しているアパートの水道用エンジンの調子が悪く、止まったとのこと。

水が止まって困ったこと

なんつっても、水がない、お小遣いもないという致命的コンボにより、融通がきかなかったのがつらかった。金さえあればペットボトル水を大量購入するんだが、そんなこともできない、自分。。。

その1、飯。
  • 野菜を洗う ・・・ 仕方が無いので、切られた野菜を購入
  • 麺を煮る ・・・ 仕方が無いので、ペットボトルの水(余り)を使用
  • 皿を洗う ・・・ 略
  • 食べる ・・・ 水はペットボトル(余り)から
  • 食べ終わる ・・・ 皿は放置せざる終えない
その2、手
  • 手が洗えない ・・・ ウェットティッシュで代替
その3、風呂
  • 風呂の水 ・・・ 当たり前だが、がまん。くそう。昨日の夜に入っておけばよかった。
いやはや、当たり前っちゃぁ当たり前なんだけど、いざ、やってみると致命的なものが多い。

ペットボトル水があってよかったー。

水が無くても困らなかったこと

その1.トイレ関連
  • トイレ ・・・ 始めはがまんしようかと考えたけど、実は貯水タンクがあることに気付く。

そんな経験から学んだこと

避難訓練というか、プレのサバイバルというかはたまにやっておいたほうがいいということ。
また、不足の事態に対する対応を考えておいたほうがよいということ。

あと、賃貸の時も、マンションのときも、インフラの障害時にどうなるのか、あるいは故障時にメンテナンスしてくれるのはどこかを抑えておくことは大事だなーと思った。

# ミニミニ管理部よ、もっと、がんばれ と 言わざる終えない。。。。

ではまた。

2013年11月15日金曜日

【検証】乾燥肌&アトピーの最悪タッグに対抗できる良い軟膏を見つけた

おつかれさまです。マルオカです。

なんちゅーか、乾燥肌には辛い季節になりましたね。

俺の肌について

俺の肌は昔から乾燥肌だと思う。
というか、アトピーなので、ぶっちゃげ昔から肌が弱い。

最近、仕事が忙しい成果、肌の調子が悪い。
で、ステロイドを使用して騙し騙しいたんだけど、切れた。

ちなみに、病院行く暇もない。。。orz
あ、ステロイドはマイザー軟膏0.05%を使用していた。

肌を放置するとかゆみで仕事場の近くの薬局に行って、軟膏を探す。
アットコスメでもそれなりに評価がよかったこれを購入。







で、試しに使って数日。
「こうかてきめん!!」だったのですよ、奥さん。

痒みがとれた。肌が一日べたついている(いい意味で)。

ちょっと当分、これで突き通して様子を見てみようかなぁ・・・。

ではまた。

2013年11月14日木曜日

【考察】電車の中吊り広告って減ってない?

電車に乗っていて、ふと思った。

というわけで、主観に基づく仮説を立ててみた。

  • 電車内の広告は少なくなっている。震災からか?(主観)
  • ということは、広告費用も下がっているのでは。(仮説)
この仮説が正しいかどうか、裏づけを調べてみた。

電車の広告費用の推移について

電通社調べの情報を、情報源として、市場規模の推移を見てみた。(ここらへん

  • 2010年
    • 交通広告は1,922億円、前年比94.0%。車両メディアは、出版社の広告宣伝費の減少により引き続き減少となった。窓上は、4月・5月で飲料メーカーの出稿の増加があったが、大型キャンペーン展開 の出稿は減少傾向にあった。駅メディアは、全体的な出稿減の流れを受け、駅ばりの出稿は減少となった。好調だったのはデジタルサイネージ関連で、実証実験 として関東の電鉄会社11社が参画して、鉄道会社の枠を超えて首都圏の各主要駅にオリジナルコンテンツを共同配信し、枠の販売を開始した。デジタルサイ ネージ媒体は、各社の広告売上げの重要媒体となっている。
  • 2011年
    • 交通広告は1,900億円、前年比98.9%。2010年の後半から2011年1月、2月まで、交通 広告は回復基調にあったが、3月の東日本大震災の影響により3月、4月、5月に出稿キャンセルが相次ぎ、厳しい状況に陥った。飲料を中心とした大型キャン ペーン出稿が6月から始まり、6〜9月は好調となったが、前年のエコポイント対象業種の出稿減、2010年10月に開業した羽田空港国際線のような大型交 通施設の新設がなかったことや円高や海外の自然災害などの影響により、2011年10月以降の出稿は減少傾向となった。
  • 2012年
    • 交通広告は1,975億円、前年比103.9%。
      リーマン・ショックの2008年以来、前年割れで推移していた交通広告費は、2012年は震災の反動増により、5年ぶりに前年を上回る結果となった。(略)鉄道部門は、例年通り飲料メーカー各社の出稿が上期に集中し、人材派遣、通信教育のレギュラー出稿の復活もみられたが、後半に伸び率が若干鈍化した。さら に円高の影響で、「家電・AV機器」は、一部の企業を除いて出稿減となった。デジタルサイネージ媒体への出稿は堅調に増加傾向で推移している。中づりは、 長期掲出の中づりが比較的好調であった。駅構内媒体は、震災の影響による節電対策により、前年は大きく落ち込んだが、駅デジタルサイネージが首都圏、ロー カルエリアで新設されて増加要因の一端を担った。  
おぉ、意外に広告費は減っていない!

しょっぱなから、想定した仮説が崩れるようになった。アチャー。
まとめると以下のようである。
  • 交通広告費用のトータルでは大きな変動は無い
  • 震災の影響は局所的
  • デジタルサイネージ媒体への出向が堅調に増加傾向
ただ、主観で思っていた中吊りの広告数の減少は実際に減っていて、デジタルサイネージ媒体に移行したから、ということなのかも。

なるほど、仮説どおりにはいかないね。

余談:広告費用について

調べていた途中で、広告費にまとめがあったのでリンクを残しておく。
参考までに。

ざっくりまとめ。

  • デジタルサイネージ:スポットCM:15秒、7日間だと、430万円。
  • 中吊り:2日~4日、B3:436万円。


期間を考えると、中吊りのほうが得そうだけど、デジタルサイネージのほうが売れているんだねぇ。
ちょっと極論だけど。

ではまた。

2013年11月13日水曜日

【調査】都内の保育園事情をまとめてみた

都内のいくつかの保育園の見学会に参加してみて思ったこと。
当方、都内在住です。

認可保育園の設立状況について

昨今の訴え等もあり、保育園の設置が進んでいる。ただし、まだ改善には至らない。
とりわけ、1歳児は0歳児の繰上げを鑑みると、とある1園の募集数が2人(0歳は10人!)といったように倍率は依然として高い。まじやべぇ。
3歳児になると、職員1人で面倒見れる子どもの数が増えるため、多少の空き要員がある。

認可・認証保育園の設備について

いくつか見学を行い、認可保育園の傾向を整理してみた。
  • 昔からある保育園(30年レベル)と、最近できた保育園(5年以内)の2極化となっている
  • 昔からある保育園はトイレがタイル張り。最近の保育園は板張り。
  • 昔からある保育園は布タオルが多い。最近の保育園はペーパータオル。
  • 昔からある保育園はルールがある程度決まっている。最近の保育園はフレキシブル。
    • フレキシブルはメリデメの振り幅が大きい。
    • メリットは融通が効いたり、保護者の要望が効く
    • デメリットは保育士が園の設備に慣れておらず、またスケジュールも慣れていないため子どもに負担がかかる(散歩コースの探索がうまくいかず、散歩機会が減る、など)
他にもあるけど、ざっくり言うとそんな感じ。

保育園の見学会について

保育園によって、説明のやり方や説明時の情報が異なる。
説明者の雰囲気によって、保育園への評価が大きく変わることを学ぶ。
また、思いのほか、設備や安全性は気になる。

一方で、見学する保護者は-5ヶ月(妊婦)から、1歳前後までが多い。
認可においては、たまに2歳以上もいる。
ただし、パパの出席率が圧倒的に少ない。
たまたまかもしれないが、参加エンカウント率は8%ぐらい。

まだまだ、パパの参加は少ない模様。
有給とって見学会をすべて出席している俺はがんばっている方だと思うんだけどなぁ、嫁よ。
そんな我が俺は恐妻家。

ではまた。

2013年11月12日火曜日

【考察】プロフェッショナルを見続けて思ったこと

プロフェッショナルのTVを良く見る。
なんとなく、共通するポイントがあった。そんな気がする。
  • 早さを求める。早さは鮮度であり、効率であり、限界への挑戦
  • 精度を求める。神は細部に宿る。一歩前へ進む、限界への挑戦
  • ルーチンワークを行う。毎日、同じことを行う。それが流儀。
  • 対象に対しては真摯である。一分の隙も見せない。
  • すごい師匠に出会う、あるいは、完全独自に経験する
  • 道半ばにして、そもそも論で違和感が出る。その違和感で立ち止まれるかが分岐点
  • 学んだことに対する疑念に基づき、改めて一から再構築する
  • 再構築する過程は概ね苦労する。だが、信念を貫く
  • そして、結果が出てくる。認められる。
まぁこのとおり生きるってのは、なかなか、どうして、難しいんだろうけどね。

ではまた。

2013年11月11日月曜日

【調査】赤ちゃんを泣き止ます究極の方法

赤ちゃんを泣き止ます方法を調べてみた。

赤ちゃんが泣いたとき、抱っこして歩いてみよう


少なくとも、我が家では泣いたときに抱っこすると、8割方、泣き止んだ。

うぉぉ、まじすげぇ。

「輸送反応」という仕組み

抱っこして動かすと、赤ちゃんが黙るのは有名な経験です。
これを「輸送本能」というらしい。

どうやら、親が移動するときに邪魔にならないようにするための仕組みらしい。

この行動は、ネコ、ライオン、リスなどさまざまな哺乳類でも見られ、母親が仔を口にくわえて巣や安全な場所に運ぶときには、仔は運ばれやすいように丸くなる姿勢をとるものが原始の話だといわれている。

今度、子どもが泣いたら、意識的に抱っこして揺らしてみよう。

ではまた。




2013年11月10日日曜日

【調査】ビッグデータの使い方1:確率論を用いた方法について

昨今、ビッグデータの幻滅期といわれ始めて久しいですが、ビッグデータ自体は事象であるため、見捨てるか、拾おうと努力し続けるかで先行者メリットの有無が決まってきそうだと思っているマルオカです。こんにちは。

今回はビッグデータの内、顧客の購買データとデータ分析の方法を紹介します。

顧客の購買データの売買が流行ってきた

ビッグデータというと、バズワード(雰囲気をあおるだけの言葉)のように聞こえますが、事象の説明と理解したほうがよいです。市場ではビッグデータとは別の言葉ですが、俗に言うビッグデータと呼ばれるデータのやりとり、あるいは分析でビジネスを実施している企業はあるのです。

DocomoやCCCは優良で購買情報を売るし、Yahooやアスクルは無料で購買情報を提供するようです。

で、いよいよ始まりだしたビッグデータの使い方の初級編をまとめます。


顧客の購買データって何の役に立つの?

購買データがあると何がわかるか?

答えはいくつかあるけど、代表的なものとしては「現在の流行がわかる」あるいは、「今後の売れ行きがわかる」といったところでしょうか。

「流行がわかる」といった方がイメージしやすいかな。

流行・・・例えば、携帯電話カバーの開発メーカーがいたとして、必要な情報は、

どの機種のカバーを作れば、一番儲かるか。どのタイミングで切り替えるか。

ということかと思う。
このとき、流行、例えば
最近、ガラケーよりもスマホが売れている。DocomoではXperiaの販売台数が最大だが、最近はiPhoneが売れており、伸び行きが著しく、おそらくiPhoneがXperiaを追い抜くだろう
ということがわかったとき、タイミング如何はあるものと、大筋としてはXperiaもしくはiPhoneを作ればいいのだと考えるだろう。

この、「おそらくiPhoneがXperiaを追い抜くだろう」を「N%の確立で追い抜くだろう」に言い換えてくれるのが確率論だ。

確率論って難しそう。いやいや、概念はわかりやすいですよ

せっかくなので、確率論(初級編)を掲載します。

つっても、確率論なんて、情報論者や経済論者じゃないと、多分知らないんだろうなぁ・・・と思っていたりするので、以下のようにざっくり、2つに分岐させた。超ざっくりだけど。
  • 古典的な確率論
    • サイコロを振ったとき、2が出る確率。
    • この場合は、これから起きる事象の発生確率は過去の事象に依存しない
    • つまり、世間の過去実績(流行)に基づく売り上げ確立がわからない!
  • 昨今の確率論
    • 過去の実績から、今後の売り上げ確率がわかるような理論
    • それがベイズ確率論なのだっ!!
ちゅーわけで、ビッグデータを分析する際に、ベイズ確率論は超、便利。
というわけで、勉強してみましょう。

以下のスライドは人様のですが、非常にわかりやすいのでメモとしてリンクしておきました。
興味がある方に限定されますが、ご参考までに。



ではまた。

2013年11月9日土曜日

【所感】リーダーシップについて(NHK白熱教室まとめ 第2回)

前回の続き。

白熱教室のまとめ(第二回)。
今回も非常に興味深い知識を得ることができたので、まとめる。

前回の復習

世間一般で言う、リーダーシップに対する誤解は以下のとおり。
今回も同じポイントについて詳細化して、整理する。

  • リーダーシップと権威を混合してしまう
  • リーダーシップを個人の特質とみなす(才能ありきだと思っている)

リーダーシップは学べない?

リーダーシップを学べると考えていた人は昔はほぼ0だった。
未だに学べないものと考えている人がいる。

混乱の元

  • 人々はリーダーシップと権威と混同する。リーダーは社会的に優位であると考えてしまう。
  • 特徴が目立ったことで社会的優位とみなされ、リーダーとして抜擢されることは多い。
  • 余談だが、子供の頃、社会的に優位だった人はハーバードに入っている率が高い。おそらく子どもの頃から経験的に、社会的に優位に立つ方法を学んでいるのだろう
実験

  • 新生児に多くの刺激を与えた場合どうなるか?
  • 結果として、敏感に反応する新生児と動じない新生児がいるようであった。
  • 尚、ほとんどの赤ちゃんは中間になる。
  • 20年の追跡調査によると、敏感だと恥ずかしがり屋になりやすく、社会的に優位じゃない位置に行くことが多い。逆に動じない人は社会的に優位にいることが多い。動じない人は、頼まれたり、守ったり、社会的な機能をまかなう経験を多く積む傾向にある。

上記の実験の発展系として、こんな例がある。
「一番年上で社会的に優位だった人が、社会的に優位ではなくなるとどうなるか?」
結果は、やはりリーダーシップ性は失われる。

自分から志願するタイプは、おそらく、子どもの頃からチームをまとめたり、集団行動を指揮したり、自分に自信があったりすることが多い。

とはいえ、色々ある生活から何がリーダーシップを生み出すのか発見するのは難しい。

混乱と不均衡に耐えるコントロールの方法を学ぶ


教授が無言になるので、生徒に自由に会話させる実験を行う。
このとき、リーダーシップがどのように発生するか観察したい。

沈黙した時間が始まった瞬間、一番に話しかけたのが軍人だった人物。

教授曰く、「軍人が最初に口を開いたのは偶然ではない」

というのは、軍は危機的状態のときにリードする立ち位置であるためだ。無言という無秩序、混乱した状況が発生したため、軍に所属していた人物が、安定を保護するために発言したとみなせる。また、それと同時にこの状況が示しているのは「周囲が彼に権限を与えてしまった」ことである。

試しに軍人はしゃべらない状態にして、また、教授が無言になる。
生徒は個々に議題を話し始めるが、教授が2度、生徒に説明する。

「権威とリーダーシップを混同している。もっと、別の視点を持つんだ」

教授は生徒の方向修正として、以下の観点を説明した。

  • カリスマ性とリーダーシップは別である
マックスウェーバーのカリスマという言葉を示したが、それは支配を示すものであった。
カリスマ性を発揮する人は、リーダーシップを発揮しないことが多い。多くは、皆をがけっぷちへ追い込む。
  • 分析単位の見直しを行う
今まで、生徒たちはリーダーシップを示す単位を「権力、人物の特徴」としていた。
しかし、教授は「仕事、問題の進展状況」に分解して考えるべきとした。

リーダーシップとは人単位ではない、ということ

リーダーシップを発揮するのにどんな活動があるのか?

例えば、人々は病気になると治療というサービスを期待して医者に巨大な権限を与える。
では、権威を与えられた医者は常にリーダーシップを発揮しているのだろうか?

医者は権威を与えられるものの、嘘をつくかもしれない、おおげさなことを言うかもしれない、偉大に見えるが何もしてくれないかもしれない。偉大に見える医者は俗にカリスマ性があると言われるが、その医療の中で高額になる上、医療の内容によっては治療の効果が得られない可能性がある。
こうした視点で見た場合、リーダーシップの発揮については懐疑的になるのではないだろうか。

一方で、医者の医療行為を分析単位とすると、「患者の問題に貢献できる医者が有用である」となる。言い換えると、偉い医者でも、費用が高い医者でも、有名な医者でもない。

すなわち、リーダーシップは人単位ではない。

では改めて、切り離して考えよう。
リーダーシップと、権威を。

リーダーシップは「問題に立ち向かい、大勢を動かす手段」

と定義する。

反対運動の主導者は、リーダーとは呼ばない。
反対運動の主導者は、非公式の権限を得る、すなわち、周りから権威を与えられた。ここまでは事実だ。しかし、今後において、これを公式化したり、実態のある組織を作るかもしれない。

こうした中で重要なポイントは「問題の解決に向けて貢献をしたのか」ということだ。

リーダーシップを人物の特徴ではなく、実践でとらえる。
  • どのように問題があるか診断したか
  • どのように問題に対して対応したか
ということがリーダーシップの本質である。

つまり、リーダーシップについて学ぶ際に重要なのは「リーダーと呼ばれた人物を分析するのではなく、発揮されたリーダーシップそのものを分析する」ということだ。

言い換えると「この人物はこの件はリーダーシップを発揮したが、別の件ではリーダーシップを発揮していない。」といったみなし方を行うべきである。

なるほど、言われてみたらそのとおりで、私の実生活での経験を踏まえても、権威とリーダーシップは別でした。いや~学んだ、学んだ。

ではまた。

2013年11月8日金曜日

【考察】クライアントの真のニーズを見つけるのが仕事

先の話の回答の一つを見つけたので、メモ。

「BCGに入りたい」は真の顧客ニーズか?


クライアントの真のニーズについて考える

先のリンクで気になったのは以下の文。

現代マーケティングの第一人者であるフィリップコトラーは、ニーズと、混同して使われやすい、ウォンツ、デマンドを下記のように区別しています。
「ニーズ」・・・充足状況が奪われている状態        
「ウォンツ」・・・ニーズを満たすモノが欲しいという気持ち 
「デマンド」・・・特定商品への購買能力と買う意思     
例えば、
「ニーズ」は、「のどが渇いた」という状態であり、ここから、
「水が欲しい」という気持ち「ウォンツ」が生まれ、
いろいろな水の中から、この「六甲の美味しい水」を買おう、と決める「デマンド」ことになります。


昨日の自分の件を整理すると以下のようになると考える。

  • ニーズ:要件がまとまらない状態
  • ウォンツ:要件をまとめられる人材。あるいはサービス。
  • デマンド:要件をまとめられる俺(自社)への購入意志。
振り返ったところで、ふと思う。

もしかするとデマンドに向けて試されていたのかも、と。
(もちろん、利用されようとしていただけかもしれんし、その確立のほうが高いのだが)

それで、自分への購入意志=信頼を得られたら、めっけもんだ。とか思って頑張ってみようと思う。


ではまた。

2013年11月7日木曜日

【考察】客先常駐SEが常に真摯に対応するということは難しいと思った話

クライアントと会話した際に起きたことを話すぜ。

自分が正しいと思っていたが、時間が立ってみると自分の立ち振る舞いには問題があったんだなと思い返した出来事だったので、メモ。

都合のよいことを語るクライアントと訴えるベンダー

基本設計局面において、要件、特に業務フローの考慮漏れがわかり、仕様変更の検討が行われた。要件定義から参画した自分もクライアントの担当とともに検討会に参加した。

以下、自分視点で、起きたことを示す。
  • 要件定義局面の出来事
    • 現行の他システムを利用する前提で要件定義を実施
    • 自システムを他システムに接続する機能を機能移植することで要件定義を終了
  • 基本設計局面の出来事1
    • ユーザーは他システムがどのような業務フローになるかイメージできていなかったことが発覚
    • したがって、ユーザーが想定した業務フローは現行他システムでは対応が難しいことが判明
    • というわけで、業務フロー変更vsシステム変更の妥当なポイントを検討することに
  • 基本設計局面の出来事2
    • クライアントのシステム担当が、他システムのシステム担当、ユーザと協議
    • 協議には俺、参加せず。決定事項を伝えられ、自システムの変更点を整理
    • なんとなくひっかかっていたが、「クライアント側が調整して決定したことだし、自分は設計局面であり、設計書を作成するのが仕事」と割り切って静観
    • ユーザーとの打ち合わせに参加。前提、崩れる。変更点を切り替えて、持ち帰り。
    • クライアントのリーダーも含めて、システム部内で再検討
    • そもそも論で、業務フローに対する影響点を鑑みると、自分がひっかかっていたアイデアが有力であるという決着点に行き着く
    • クライアントのリーダーが言う「~さんもアイデアがあったら言ってあげてよ」
    • 俺、思う「(いや、そっちの担当の決定事項を伝えられただけだし、相談するならそうしてくれよ)すんません」
    • クライアントのリーダーが打ち合わせの中で同じことを言う。
    • 俺、いらっとした。で、「相談いただければ協力はいたしますが、そちらの担当が決定事項だけ伝えてくるスタンスでは、状況がわからないので、アイデアは提供できないですよ」と言う。
ということがあった。
いや、まぁ、お金の外の話だし、自分の中では正しいと思って反論した。
が、何か引っかかっていた。

期待を上回るサービス。提供できる根底には真摯に対応する姿勢が必須

上記の議論があって、二日たったのが現在。
冷静な頭になって考えてみた。
「この立ち振る舞いは正しかったのか」
と。

今思うと、クライアントのリーダーの思いは「現場だと駄目駄目なんだから、なんとかできるのはアンタだけなんだよ、頼むから何とかしてくれ」と訴えていたのかもしれない。

もちろん、仕様変更の検討費用なんてもらっていないのだけれど、だからといって杓子定規に「知りません」というのが正しいのか?

個人的には否なのかなぁと思う。
サービスは無形ゆえに、期待を上回るサービスの有無が顧客満足に大きな貢献を行えると考えるからだ。
費用外の作業は、他を削るように調整する、あるいは開発になったときに追加費用を鑑みて見積もれば良い。

「『コストは高いけど、最後までフォローしてくれる。しかも、業務にも強い開発部隊』と認められれば、他の企業と代替できない存在になれる。」

営業技術を教えてくれた先生(大先輩)が、自分に教えてくれたフレーズだ。

ああ、当時の自分にはこの考え方が足りなかったのだなと反省した。

忘れていた。真摯さを。
ドラッカー先生も言っていた「マネージャに求められるのは、真摯さだ」ということを。

ということで、今後は、もっと真摯に仕事へ立ち向かえるように精進します。

と思った今日この頃。

ではまた。



2013年11月6日水曜日

【検証】お風呂の防カビくん煙剤がマジすげぇ件(2ヶ月目)

あ、画像はありません。

製品について

この製品、半信半疑で使ってみた。
結果としては、ものっすごい効果があったので、「なんで?」という観点で調べなおした。
(順番逆だろという突っ込みは却下)

仕組み概要

概要はこれを見てね。
で、ざっくり仕組みをまとめるとこういうことらしい。

 「除菌に銀イオンが効果的だったので、とりあえず、部屋中にばらまてみた」


いや、安易な、、、と思いつつも、それが新しい発見も相まってすげー効果を生み出したらしい。


というわけで、以下に製品の対カビアプローチをまとめてみた。

新しく発見した風呂掃除の問題点

  • カビは天井に潜んでいる。ただし、目には見えないが、全域に広がっている
  • 天井を除去しないと、胞子が降りてくるので、カビ発生の速度が早まる
  • だいたい2ヶ月ぐらいで差が出てくる(環境によるらしい。早いと1週間でも違ってくる模様)
対策として本製品
  • 煙幕にすることで、天井にアプローチ
  • Ag+(俗に言う銀イオン)は、カビ等の菌糸類の増殖を防ぐ。
  • 防ぐどころか、除菌効果がある。
  • ただし、除菌の仕組みは諸説あり、まだ確定まで至っていない(らしい)。
  • つまり、おばぁちゃんの知恵袋的な? 経験値に基づく技法的な? 方法
  • ちなみに人体への影響は、現在のところ発見されていない
  • 一応、本製品では、肺で取り込まれないサイズの銀イオンになるように調整しているらしい

やってみた結果。

我が家の場合、ほおっておくと、だいたい1週間で赤いやつ。1ヶ月ぐらいで黒いやつが発生する。


というわけで、製品を使った後、特に磨き掃除をせずに様子を見ていた。
(でも不安だったので、床とかは風呂上りに水をぶっかけてたけど)


通常の状態(1週間)

  • 赤いやつ:壁や床に赤いのがポツポツ発生し始める。床の目は確実にはえる
  • 黒いやつ:映えていない。が、2週間~1ヶ月でポツポツ発生し始める。


で、製品使用後、2ヶ月たった結果。
  • 赤いやつ:壁の窪みになったところの内、1箇所だけ、0.5cm程度の円形で発生。
  • 黒いやつ:肉眼で発見できず
うおーぉぉぉ!!! まじ、すげぇ。

健康についてはまた調べてみるが、掃除への効果は圧倒的のようだ。また、使おう。
調査中だけど、それっぽい記事を見つけたので、参考までに掲載しておきます。

コレね。資料はPDFです。説明文自体は、それなりに納得感はあったよ。

ではまた。

2013年11月5日火曜日

【検証】TOEICで600点を超えるために必須となるスキルについて

いくつかあるんだろうけど、第一弾。
たぶんこれがないと、話にならないことがわかってきた。
尚、タイトルは他のLifeHackerの人っぽく書いてみた。

TOEICの勉強を始めて数ヶ月。

やっと、コツみたいのがわかってきた。
とどのつまりは、単語だな。ということ。
少なくとも、単語を知らないとPart7の正答率は劇的に下がる。

というのは単語を覚えはじめて1ヶ月といったところだけれど、ひさびさにPart7をやったらすこぶる解きやすいことを学んだので、体験を日本語で例にしてみる。

なんでかっていうと以下の例文を見てほしい。


単語がわからないときー
今日は??と???した。途中でアイスクリーム屋さんに???、バニラとチョコを???したものを??した。??????、???はカップではなくて、?????のアレだ。あれはおいしい。

単語がわかるときー
今日はポチと散歩に行った。途中でアイスクリーム屋さんにいって、バニラとチョコをトッピングしたものを購入した。ついでにいうと、受け皿はカップではなくて、クッキー方のアレだ。あれはおいしい。

文法がわかんないと、日本語ほど文章化できないから、確信にはいたれないんだけど、だいたい何を言いたいのかはわかる。
というわけで、四の五の言わずに単語覚えろ。ということを学んだ。

ちなみに、単語は単語帳である必要はない。模擬試験の文章とか、勉強本の文章を何度も読みかえすことで学ぶことができる。

ではまた。

2013年11月4日月曜日

【考察】引きこもり

今回の連携は基本的に引きこもりでした。

おかげでできたことは以下のとおり。
  • 英語の勉強多少
  • 家の片付け(結構、それなりに。でも半日かかった)
  • 布団の換気 (リビングのじゅうたんも換気してみた)
  • 衣類の掘り起こし(取捨選択するためにたな卸し)
  • 仕事(結構、それなりに。でも半日かかった)
  • 料理(カレーインスタントとか、ハンバーグ(焼くだけ)とか簡易なものに限定)
  • 知り合いとご飯(土曜の夜)
  • Blogの引越し (実はこれに半日)
  • Vガンダムの大筋理解(ニコニコ動画のゆっくりGジェネを見て、学ぶ)
  • 溜め込んだ動画の消費(10h分ぐらい消化できた)
こう見ると、いろいろできたなと思う。
でも、これ、優先度で見ると、もっと考えるべきだったかなとも思う。

ガンダムはいらんだろ、ガンダムは。あと動画の消費も無駄といえば無駄。
まぁ気分転換といえば、そうなんだけど、ながら運転で時間を結構消費したなぁと思う。

英語しろ、英語! と自分に言い聞かしたいところだが、ストレス発散にはなったから、まぁいいか。
英語は明日から本気出す。

何でもそうだけど、Todoと優先度は最初にセットしないといけないよな、と思う今日この頃。
(本当はTodoを書いたけど、それが終わった後、一気にぐだってしまったのが反省点)

本気ださなきゃ・・・いかんな。昇進できない・・・。

ではまた。

2013年11月3日日曜日

【連絡】引っ越してきました。

昔、はてなブログを使っていましたが、あまりに使いづらかったので逃げてきました。
移転についても、記事の移行が大変でした。。。なんでExport機能が無いんだYO!!

というわけで、今後ともよろしくお願いします。

ではまた。

【知見】リーダーシップ白熱教室(第1回)

で、リーダーシップの見方が180度変わった。

リーダーシップ白熱教室で学んだことをまとめてみた。今後、全6回がんばる。
要は自分に刺さったポイント。

リーダーシップと権威(権力)を混合してはいけない

基本原則
人々は他人に信頼を行い、権限委譲を行う。
たとえば、自動車の修理は修理工場にやってもらうように依頼する。かわりに、権限を得た人間は依頼者にサービスを返す。これが、すべての基本原則。
ゴリラの特性・リーダー像について
シルバーバックの例。ゴリラのシルバーは年配になるときの特徴。年配とは経験を積んでいるとされる。しかも、強い固体でオスのみが成ることができる。集団で動く際には、シルバーバックは他の個体に指示を出す。調査用の固体が敵を見つけると、シルバーバックに伝える。シルバーバックは判断し、全体が守れるように調整する。
言われてみれば、そうなのかもねーと思う。今まで会社組織にいて、リーダーシップは権威がある人(=上司)が行うものと思っていたけれど、そうでは ないんだと学ぶ。確かに一見、権威があると部下にサービスを提供しやすいから、そう見えるけど、それだけでは駄目なんだと学ぶ。そういえば、最近偉くなっ た超PMは権力が無かった時代から、人脈(お客様、社員に対する影響力)はすごかったように思う。権威は後からついてくるのかも。

委譲した信頼は裏切られることがある

ユダヤ人の例
信用するようにされるか。教育が根幹にある場合がある。ユダヤ人はアメリカ当局を信用してはならないと、何世代も言われ続けている。たとえ、同じ人種であっても。信じるな、信じるときは慎重に。
公式な権威、非公式な権威
ヒトを呼びつけたり、解雇したり。しかしながら、重要なのは非公式な権威。それは個人に期待し、信頼し、相談するあるいは、相談される。周りは自分らが期待する内容に答えられると信頼されている人物。しかしながら、リーダーシップはこれらと待った区別である
リーダーシップは権威とは別である
子供が遊ぶ際、1日の内、何分注意を払っているか?支配力の大きい人に対する注意の方が長いはず。親や兄弟など。なぜか、支配力が大きい人物のほうが多くのサービスを提供してもらえるからだ。しかしながら、権力を伴わないリーダーシップは人の目にとどまりにくい。
期待にこたえられないと、自社のリーダーはリーダーシップがかけていると思われる
組織において、権力を持っている人間がリーダーシップが欠けていると不満を言う。これは権威とリーダーシップの混同によって発生する。権力に対するサービスが何か。必ずしも良いものとは限らない。ルールや制限が発生する場合があるからだ。
人々の期待するサービスを提供できないかもしれない。
人々の本質的な期待をこなすためには、一時的に期待にそぐわない施策を行わなければならないということもある。政治でよくあるのはこのパターン。
会社を良くするために最大公約数となる箇所を改善する施策を打つわけだから、社員全員が満足する対応はできない。全員に対して最大の満足度にできないかわりに、全員に対して最大にがっかりさせてないための施策が提供できるかが、リーダーシップのポイントのようである。
その最大公約数となるものを見つけ、サービスとして提供できるか、が難しいところだなぁと思う。

ではまた。

2013年11月2日土曜日

【考察】なんだかんだでノミニケーションは有効だと思う

仕事のプロジェクトチームの飲み会に参加。
今回は自分が統括するチームの飲み会というわけで、現場情報を収集する目的だった。

ノミニケーションに参加してみてわかったこと

ピラミッド型開発により、コミュニケーションコストを効率化しているため、普段は協力会社のメンバー10人のうち、3人としか会話しない。しかしながら、飲み会では全員と会話することができる。会話するこで、チーム全体の状態を確認することができる。

具体的にわかったこと例

今回わかったことをまとめてみた。
  1. 協力会社のリーダーは一足飛びで出世したばかりで、超忙しい(※負担へらさないとなー)
  2. 昨日から参加したサブリーダーは同じお客様の別プロジェクトにいた。(※お客様の特徴を伝える手間が省けそう)
  3. サブリーダーはトラブル等で当分、参加は難しいので、段階的に移行する予定
  4. 中間搾取の企業がマジうざい。(※コレは改善の余地有り)
  5. 先月入った新規メンバーはプログラムを伸び盛りで楽しいらしい(※そのまま伸ばすといいかもしれない)
  6. 新規メンバーは最近、東京に来た
  7. 元サブリーダーは子供が生まれる。来年2月予定。何か準備しないトナー。
  8. 職場のディスプレイが小さい(※コレはなんとかしないとなー)
※はこれからの役立つ情報かなと思ったので、感想


ノミニケーション抜きで調べることもできる情報だが、たぶん、飲み会の方が効率的に本音の情報が聞けるような気がする。なんか、日本の職場には上下関係みたいな空気が漂っているから。


ではまた。

2013年11月1日金曜日

【考察】ごみ屋敷の発生要因

家がごみだらけ。
いや、掃除する暇がなかっただけなんだけど、片づけがおろそかになっている。

なんで、片付けられないか

と考えてみたら、いたって普通の原因で、「出して片付けない」ということなんだと振り返る。
この「出して片付けない」というのが曲者で、どうやら少し片付けないと、後でまとめて片付ければいいやという心理が働き、加速度的にごみがたまっていくことがわかった。

散らかしたブツについて

ごみは何かという以下のとおり。俗に言うごみじゃないんだよな。
  1. 服(山盛り)
  2. 本(積み重なったやる)
  3. ペットボトル(二本)
  4. ネクタイ
  5. 広告
  6. 新しい服が入った紙袋。そして、新しい紙袋のタグ等

片付けの施策を考えてみた

たぶん、片付けのカテゴリがばらばらだから、散在してしまうのだと思う。
というわけで、困ったらまとめてポイできる箱を準備しようかと思う。
これで、見た目がごみごみしているからといった雰囲気に呑まれて、片付かない状態が加速度的に伸びるのを防ぐことができるはずだ。実験してみよう。結果はまた後日。

ではまた。

2013年10月31日木曜日

【事例】新業務・現行踏襲のアプリケーション開発の1つの失敗例

まずはどうでもいい話。
本文とは何も関係ないが、自分のBlogが読みづらい。
読んでいて、まじむかつく。
なので他の読みやすいBlogを参考に分析した。
結果として、①事実→②分析→③自分の意見となる傾向があることが判明
自分も真似しようと思う。
だって、どうせ書くなら読みやすいほうがいいもんね(自己満足)。

さて、以下が本文。

現場の経験から

新業務の要件定義を担当している。
企業のシステム開発活動であり、使い手も企業内の人間なので、ユーザー部と企業の業務フローとともに議論を行っている。
しかしながら、設計も後数日といったところで、ユーザから要件追加があった。まぁベンダーとしては追加工数でウハウハなんだけど、そもそも論で言うと、要件定義に不備があったってことなんだよなぁと反省。

要件定義の漏れの原因

原因は何だったかというと業務フローを詳細まで抑えていなかったこと。
言い換えると、ユーザが既存の画面について熟知していることを前提としていたこと。
そのため、既存業務フローの踏襲として修正対象外としていた機能、実は一部が新業務フローにかわることが判明し、仕様を変更せざるおえなかった。

要件定義の粒度について

今までユーザが業務フローを書いて終わりだったのだが、たぶん、きっと、システム開発者も業務フローの粒度をシステム使用レベルで抑えるべ きなんだなと思った。いわゆる、ユースケースだったり、シーケンス図だったりするんだと思うんだが、この辺の知見を時間不足や工数不足でサボったのが本質 的な原因だったのだと思う。ついでにいうと、担当したプロジェクトは要件定義の期間が短かった。
というわけで、要件定義のフレームワークは重たいものであるということをクライアントのシステム部と共有する必要があるのだと感じた。しかしながら、システム部は要件定義を甘く見ている傾向があるため、それを如何に伝えるか、リードしていくかが課題である。

余談

うーん、事実、分析、解放と端的に書いてみたが、読んでみて面白くないな。コレは何故だろう。やっぱ、文章力とボケの力が不足しているのか。
くやすぃ。。。。

ではまた。

2013年10月30日水曜日

【考察】キャリアに行き詰まったときは自社のエリートを探そう

というのが、さっきわかったのでメモ。

伝記つっても、100年前の大昔じゃなくて、自社の20~30年前の人(今の偉い人)のキャリア履歴を見てみることね。
ちょ うど数年前から1時間前まで、自分のキャリアモデルがなくて、暗中模索状態で、倦怠と絶望の淵に立たされていたんだけど、ある資料を見たとたんに、もう一 度がんばってみようと奮起し始めるに至った。そんな経緯もあって、これは有益なアプローチなんじゃぁ・・・なんて期待して投稿。
で、そのモチベーションをあげるに至った資料というのが、自社の偉くなっちゃった人のキャリアモデル。自分の目標を達成していそうな人、かつ、今の自分でもなんとかそのキャリアモデルのルートに乗れそうな、いい感じのラインの人がいると理想。ちなみに、そんないい感じの人が見つかる確立は万に一つだと思うので、私は運がよかったのだと思う。

私の願望

幼少時より人から賞賛されることに快感をおぼえ、他人に良く見られたい・チヤホヤされたい一心で日々努力を重ねて・・・とかいう、どこかのアニメみたいなことに酷似するほどに、なんとなくだが、えらくなりたいと思っていた。
みんなにすごいって言われたい。お金もほしい。とりわけ、会社に依存せずに戦える存在になりたい。たとえば書籍や講演でフィーをもらって定年後も安心、みたいになりたい。
とかね。でも、これって、みんな思っているのかなと思っていたり。違う? 
とにかく、まぁ俺はそう思うわけだ。

死に至る病、それは絶望。

とおっしゃったのは有名なキルケゴール先生ではありますが、結構、真理なんじゃないかと思っていたりします。
んで、自分としては絶望から希望に変えようと模索していたアプローチとしては、
  1. 仕事で有名になる、あるいは、ブログで有名になる(exちきりん氏)
    1. 本とか講演ができるようになる
とか、もやっとした夢。うーん、ま、具体的じゃない。
そう、アプローチが具体的じゃないのだ。
「これ、本当にできるの?」って言われると、「いや・・・」ってなっちゃうような。
しかも自社でそんなことしている人をあまり見なかったので、「まず仕事で有名になるって自社じゃ無理なんだろうなー」とか思っちゃっていて、模索している感じだった。
そうすると、あら不思議。モチベーションが下がりまくった挙句、悶々としていたところから抜け出そうと、転職活動とかやっちゃって無駄な時間をすごしていたわけ。そういうときに限って、自社が不調だったりして、悪いところばかり見えてきたりするんですよねー。
ところがどっこい、転機が訪れた!

信じるものは救われる

神を信じれば救われます(信仰)。アーメン。
なんていうキルケゴール先生の解法についていけなかったのが昔の話。
なんだけど、自分の信じるものを信仰とするならば、現代版として言い換えると信頼されているという自信であり、自分の存在価値を肯定できる未来への希望なんじゃないかと思うのでス。
と いう夢を見ました。・・・じゃなくて、上記のイメージを前提に考えると、私は科学的なアプローチを信じることにしているので、掲題の心理に基づいて考える アプローチを持っているのです。色々回りくどく語ったものの、先人たちのエリート街道が、自分でもアプローチ可能だと判断できている範疇においては、希望 を持つことができるようです。
で、私はたまたま、社内のWEBでそういうキャリアパスの人を見つけられたからよかった。
これからがんばろう、おー。って感じ。
ちなみに、もし自社にいないという人がいたら、IPAあたりでもキャリアパスの事例が書かれているから、参考にするといいかも。ちなみに自社の超偉い人はPMの事例として載っていたり。
これとかこれとかこれ

ってわけで、自社のエリートみたいになれるように、これからもがんばろうと思う。おー。

ではまた。

2013年10月29日火曜日

【考察】ベンダーとユーザー企業

昨日、月島にてSIのベンダー(他社)からユーザー企業に行った先輩方と飲む。
その中で、ベンダーとユーザの違いを感じたので、メモする。

ベンダーにいるときの特徴について(先輩のいた企業の場合)

  1. 開発主体の業務
  2. 国産企業の子会社SI企業はぬるい(-要因)
  3. 残業が多い(これはヒトによる)。逆に言うと、時間の自由度が高い。
    1. 一例としては、出社が11時でも誰も文句を言わない

ユーザ企業のシステム部の特徴

  1. 業務主体の業務
    1. どうやら、提案書や企画書を作るのが主体。開発能力は失われる
  2. 残業が少ない(時給制として考えると、ベンダーに比べて時給が上がる)
    1. 逆に言うと、出社、退社の時間が決まっており、残業できない。融通がきかない
    2. 遅刻厳禁。出世に響く。1ミスが命取り(これは銀行特有じゃないかと)
  3. 企業によってはスーツではない
    1. いろんなヒト(外資証券、コールセンターの変なヒト、ベンダーなど)が入り乱れる

私のいる会社(外資系SI)について

最近、嫌気が差していたけど、前向きに立ち向かう覚悟を決めると、色々融通が効いて、いい感じな住処であると感じたり。
  1. 開発主体
    1. 技術的にイノベーションとなる製品がたまに出る。
    2. うまくできると世界で最先端のものに触れられる
  2. 残業が多い(これはヒトによるが、比率は高い)。かわりに、出社は自由度が高い
    1. ぬるくないのが多い。部門によってはぬるい。
    2. 休みはそれなりにとれる(プロジェクトが順調な場合に限る)

見比べてみて

ヒトによって、行きたい会社は変わるんだろうな、と思う。
自分としては、残業が多いのは悩ましいけど、朝ゆっくり出社できるのはすごいメリットだなぁと思う。子供を保育園につれていけるしね。
あと、SNSとか、課外活動(OSSコミュニティ参画)が全社的に自由なのは大きい。これは、今後の自分の頑張り次第で芽が出るかもしれないしね。
ベンダーはデメリットも多いけど、まだまだ捨てたもんじゃないなぁと思う、今日この頃。

ではまた。

2013年10月28日月曜日

【調査】非勝三原則

というものを、学んだ。(ココで)。

全国亭主関白協会における「究極の三原則」だそうな。スバラシイ。
で、説明書きを読んでみると、結構、本質的なアプローチだなと思うと同時に、実践して1週間、すごく役に立っている。
一応、原則だけ抜粋させていただく。
  • 勝たない
  • 勝てない
  • 勝ちたくない
ふむ、恐るべき後ろ向き発言。しかし、これはめぐりめぐって、すごく前向きな発言だったりするから恐ろしい。いや、何が恐ろしいのかよくわからんくなったけど。とにかく、恐ろしいぐらい有効な考え方なのだ。ただし、説明が気はリンク先を読んでくれ。コピるのめんどいから。

夫婦ゲンカがなくなったり、嫁から素直な「ごめん」があったり、なかったり

嫁とはよく言い合いになる。自分Viewだと、喧嘩口調だったり、横暴な要件だったりするので、反論を述べると、倍返しされる。そんなことが多かった。
しかしながら、この非勝三原則に準じて、積極的に勝たないことを理にしたところ、当たり前だが、喧嘩は激減した。しかも、嫁が非礼を行った際には、素直に謝ってくる始末。
どういうことでしょう。あんなに我侭だった嫁が、普通の嫁に代わっているじゃありませんかっ!!
すげーぞ、非勝三原則。

仕事でもすこぶる有効、非勝三原則

クライアントの大多数はプライドが高い。高い業界の常駐SEになっていることもあり、そういう局面に出会うことが多い。そんな時、役立つのが非勝三原則である。
「勝ちたくない」・・・もし、勇気を振り絞って戦い、そのケンカに勝ったとしよう。愛妻クライアントは反省するだろうか?否、しない。次の機会にそのストレスが、5倍10倍になってはね返ってくるだけであろう。
深い、、、経験上、これは客商売の基本だと思う。
「自分は正しい」。だから、クライアントも理解してくれるはずだ。そう思っていた時代もありました。しかし、現実はそうではないらしい。いや、よしんば、理解してくれたとしても、それ自体には何も成果が上がっていないことに気付くべきだ。
常駐SEで大事なことは、成果を挙げるのはもちろんのこと、クライアントが気持ちよく働けるパートナーであることも大事な要件であることを忘れてはいけない。

ってことで、現場で実験

能力的にはイケてないが、プライドが高くて文句の多いクライアント(若手、女性、日本人)に対して、不毛な戦いをやめる方向にしてみた。か わりに協調、というか親身を主体に行動するようにした。そうすると、前よりもよっぽど自分の思うように動いてくれるようになった。かわりに話を聞く無駄な 時間が多くかかる傾向になったが、プラマイでいうとプラスの方がじゃっかん多いかな、といったところ。まぁ、今後も実践で使えるかな、といった感じだった ので、初期アプローチとしては悪くない感触だった。

そんなわけで

学んだのは、「非常に前向きになるには、いつのまにやら後ろ向きになる」こともあるということ。加えて、後ろ向きな行動でも、真意が前向きだと、思いのほかモチベーションを維持して行動できるということである。いやはや、奥が深い。

ではまた。

2013年10月27日日曜日

【検証】風呂のゴムパッキンの黒カビと戦った結果

はじまり

風呂のパッキンに黒い線があった。壁とパッキンの間ね。
これ、賃貸に入居したから、当たり前だと思ったのだけど、ちょっと風呂掃除がてらに見てみたらカビの可能性があるということで、駆逐してやる方向に。
というわけで、いつものやつやりますよ、皆さんご一緒に。
「駆逐してやる・・・この世から・・・ 一匹・・・残らず!!」

準備物

  • 風呂掃除用の洗剤。なんでもいいのではないかと思う。

  • そこらへんの歯ブラシ。使い古しがよい。

やってみた結果

風呂用洗剤と歯ブラシを準備して、いざ、尋常に勝負。 ってか、
いやー、とれるとれる。歯ブラシ最強!
よくよく考えると、歯と歯肉の間を掃除するために特化して作られた存在。シビれるッ!!
パッキンと壁の間についていた黒い何かをガリガリ削って真っ白にしてくれた。
すげー。

余談:風呂掃除に役立った歴戦の商品たち

  • お風呂用洗剤はこだわりないんだけど、口が拡散型のほうが使いやすいと思う。そういった意味ではこの洗剤というよりは、スプレー口が圧倒的に使いやすかった。今も愛用中。

  • 激おちバスクリーナーは、他とは異なり、圧倒的なパフォーマンスを誇る。愛用中

  • 電池の充電時間の長さの割りに活動時間が短いというエヴァンゲリオン的な設定の掃除。浴室の床や天井の掃除には無類のパフォーマンスを発揮する。腰痛くならない、現代の力。シビれるッ!!

  • こいつ、やる。風呂のパッキン対策にはばっちり。ちなみに使いすぎると、パッキンが溶ける、、、かも。

  • これを使ったら、たしかにカビが生えづらくなった。まだ使って2ヶ月なので、もうちょいしてからレポートをまとめようと思う。ちなみに、使った直後は匂いが残るから、匂いフェチにはつらい仕様かも。もうすこし、フローラルな香りだと売れると思うんだけどなー。

  • 買ってみた。それなりに効くが、浴槽についてはタワシで洗わないと湯垢は残る。もう一声!


ではまた。

2013年10月26日土曜日

【検証】窓枠サッシや押入れのカビと戦ってみた結果

カビが生えた。しかも、点じゃなくて、毛玉クラスのやつ。でかい!!
こいつら、またか。

「駆逐してやる・・・この世から・・・ 一匹・・・残らず!!」

亭主関白政治が基本になっている我が家では、愛妻に怒られるので、その前に、自前でエタノールスプレーを開発し、秘密裏に処理することにした。

カビ除去スプレー

やっぱり先人はいるもので、参考までに開発を決意。調べたら、はなまるマーケットで情報があったので、エタノールスプレーを実装。


まずは以下を購入。
 

ちなみに、一部情報によると、エタノールにクエン酸を加えるとより、効果があるらしい。
ウチはエタノール200mlに対して、小さじ一杯位混ぜて作った。
 
あ、スプレー型ボトルは必須なので、100円均一あたりで購入することをオススメする。


やってみた

これ、はなまるマーケットにあるとおり、毛玉がシュンと縮んでいく。すげー。
壁にカビの色がついていたところも、丹念にかけて、ふくを繰り返すことで、ある程度取れた。
エタノールすげー!

この第一次カビ対戦を終えた後、戦後処理として定期的に監視していたが、1ヶ月たっても再発していないから、効果は純分だったんだろうと思う。

今後に向けての提言

ちなみに、カビ用スプレーの市販品を買ったほうが安かったんじゃないかと思ったり。
市販品を買わないことでメリット感があるとすれば、幼児がいるから原材料がわかるので安心と思えることぐらいかもね。まぁ勉強になったからいいけど。

たぶん、ちょっとしたら、またカビは生えるだろう。
僕らの戦いはまだ続くのだ。

ではまた。

2013年10月25日金曜日

【検証】我が家の片付け対象の傾向分析

家を掃除してみた。
今回の基本方針について述べよう。

基本方針

ツールボックスを買い、入れまくる。
子供用は、これ。家の近くで買ったが、子供用っぽかったから、雰囲気はいい感じ。
ちなみに、子供ならこの箱の上に乗れるそうな。


あと、真っ当なやつもあって、これを買ったわけではないんだけど、クリアボックス。

傾向分析

箱に入れまくった結果、わかったことベスト5
  1. 衣類(冬物かさばる。圧縮袋使ってもだめ)。圧倒的サイズ。
  2. 布団(あたりまえ)
  3. 食料品(保存食品は消化したほうがいいんだよね。現代社会において保存食品はあまりいらんでしょ)
  4. 思い出(結婚式のあれこれ。小学校のあれこれ)
  5. 化粧品(必要なものなのだ。しかし、重複するものはいらんだろう)

対策

こんまりさんの理論に従い、多い容量のカテゴリから手を加えていくとすると、衣類からだな。あぁ、たしかに衣類は要らないものの宝庫だ。ただし、気合を入れないと捨てれないものが多いけどね。

ではまた。

2013年10月24日木曜日

【調査】疲労と対策について色々わかった。

ので、メモしておく。といっても、まだ判明している情報は研究レベルのようだが。

疲労の測り方

唾液らしい。なんとやらウイルスが多いほど疲れているそうな。
ヒトヘルぺスウイルスの量が10万を超えると、疲労が多すぎるのだという。
ヒトヘルペスは水疱瘡やしっしんの原因になるウイルス。基本的にはヒトの中に常駐している。しかしながら、疲労がたまってきて、免疫が下がってくると、ヒトヘルペスは他の宿主を探すために対外へ逃げ出すそうな。そうすると、ヒトヘルペスが増加したように見える、とのこと。
なんか、「もやしもん」みたいだな。かもすぞー。

疲れやすいところ。

自律神経が弱りやすい。
前頭葉が興奮していると、隠れ疲労になる。
隠れ疲労がたまると、ある日突然、死ぬ。
うぉー、まじやべぇ。

生産性を上げる勉強方法

40分程度で限界が来るらしい。
2h+15分休憩より、40分+5分*3セットのほうが効率がよいらしい。しかも、2セット目のときは1セット目とは別の内容を便こうするといいらしい。

睡眠したら、疲労を改善させるか

睡眠は疲労回復に必要。概ね睡眠。
蛍光灯は、眠くなりにくい。
オレンジ色だと眠くなりやすい。夕日効果。
オレンジだとスムーズに深い眠りにいけるため、よい。

食事による疲労改善

鳥の胸肉にあるイミダゾールジペプジドがよい。マグロ、カジキ、クジラにも含まれる。熱にもつよいから加工しやすい。水溶性のようなので、スープはすべて飲み干すこと。
よく考えると、動き続ける系の動物にあるものっぽいのね。鳥は渡り鳥がいいとか。
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ちなみにこのイミダゾールジペプチドは活性酸素による細胞の破損を防ぐ。1週間~2週間食べ続けると、大幅に改善するらしい。
ちなみに、満腹中枢が改善されると、リラックスになって疲労感が改善される。
が、一時的に気を散らしているだけ。

だそうです。

ではまた。

2013年10月23日水曜日

【調査】嫁の呼び方と全国亭主関白協会。

嫁を恐妻と呼ぶようになったのは、嫁が沖縄旅行の帰りにKYOUSAIKAとプリントされた手作りTシャツ(しかもピンク地で、はあとのプリントもあった)があったから、冗談半分に読んでいる。
で、そもそも恐妻家とは何ぞやということがわからんかったので、調べてみた。

ふむ、概ね、感覚にあっている。

自分の場合は、事実、恐怖3割、照れ隠し7割、といったところか。

ちなみに、昔は9割恐怖だったが。。。 ありがとう、横綱相撲、そしてTVから教えてくれた大鵬関。
ついでに、恐妻について調べてみた。

さすが、辞典。的を射ている。

ちなみに、Google先生の画像検索を行うと、

f:id:james-maruoka:20131025065630j:plain 

概ね、あっているんだが、1つだけ違うものが。。。。

まじかー。なんだろうと思って開くと、なんか、正しかったようです。

さすが、Google先生。

ちなみに我が家が恐妻なのか不安になった人はチェックリストでも見て安心してください。

調べて、色々わかったのは、恐妻家は家庭がうまくいかないそうです。
敬妻家になれ、とのこと。フーン。つか、全国亭主関白協会なんてあったんだ。

追記1;
ちなみに、全国亭主関白協会の会長コラムが面白いので、暇なパパさんは読んでみてもいいかも。

追記2:
さらに面白いものを見つけた。特にこれ。この機関、以外に奥が深いぞ。シュール系のお笑いネタとしてだけど、本質を突いている気がする。もう、この手の団体、大好き。

というわけで、今後は「愛妻」と呼びます。

ではまた。

2013年10月22日火曜日

【考察】出世に必要なのはすべてを受け入れられる「無我」心境

以前まとめた7つの習慣、改め、横綱相撲アプローチの続き。

お客様、、、と書いて色々思うところがあったので、仕事上の顧客となる企業体を総称してクライアントと呼ぼうと思う。んで、そのクライアントと会話していて、感じたことをまとめる。ついでにいうと、プライベートでも嫁とも会話していて、感じたことをまとめる。

まだ、自分の中でも完成系の精神状態にたどり着いていないが、入り口に立って、この考え方が間違いではないことを確信するに至ったので、その実感を残そうと思う。

ありのままをそのまま、感情なく受け入れる

これが思いのほか難しい。
例えば、開発物のレビュー会において、プロジェクトとは関係ない会話をしてくる割にスケジュールを気にするクライアントがいたとしよう。この場合、無駄な時間をすごしたモチベーション低下、あるいは開発期間中のプロジェクト未完了リスクを恐れて焦る、といった場合があったとしよう。このとき、「腹立つわー」と感情的に対応することは簡単だし、以前の自分もそうであった。

ところが、最近は、俯瞰してみるようにし、クライアントがどういうことを重視して、何を気にして指摘しているのか意識するようにしてみた。雰囲気としては、始めは感情を無にして、クライアントの言いたいことを聞き、関心事を知ることである。これを実践してみたところ、クライアントの言いたいことが段々わかってきた。何年も同じクライアントと接してきたが、なんとなくクライアントの人となりがわかってきそうな気がしいる。

今までは「あいつ無知だから、あてずっぽうな質問と依頼をして腹たつわー」と思っていたが、「クライアントとのコミュニケーションの場であり、お互いいいものを作ろうと考える場なんだから、違った視点での意見は貴重。特に素人的な質問はユーザーの視点に近いんだから、説明書きは多くなるけど、後で見たときに新人に引き継ぎやすくなる」と考えると、大らかに話が聞けたし、あんまり揉めなかった。

会議が終わった後、クライアントのことを少し知った実感が残った。今までにないものだった。
「これだ。この視点が大事やったんや!」という確信が残る。

とはいえ、まだまだスタートラインです

やっぱり、話を進めていく上で色々思うところが生まれてきた。その感情も、本来は無視すべきなんだろうなと思うが、そこまで人間ができていないようである。まぁすぐには全部マスターできないしね。

改めて、横綱相撲のポイントを振り返る。

大事なのは「無」なんだと思う。
感情を完全に消すことは、たぶん、相当な上位に成長しないと無理だろうけど、感情と表現の間にある何階層かのどこかで無の領域に変換できれば、まずはいいのかな、と思う。

これがなかなか難しい。クライアントの要求が厳しい(これを以前は無茶振りと呼んでた)と、やはり無理ゲーな感じや無力感が先行し、顔や態度に出てしまう。

何で出てしまうんだろーと思ったら、娘の成長が浮かんだ。ああ、そうだ。感情は原始的な反応だから、人である限り、なかなか消えないんだ、と改めて実感。具体的に言うと、娘は0歳(8ヵ月半)なんだけど、以下の成長タイミングがあったと思う。つまり、幼児と同じものが30歳になっても残っているようだ。意識しないと、その頃の反応がそのまま出るんだろうな。

  1. 生まれる。困ったら泣く。うれしいからといって泣かないし、悲しいといって泣かない。
  2. 1ヶ月~3ヶ月。なんとなく、視界が見えるようになる。何かに反応する。困ったら泣く。
  3. 4ヶ月~8ヶ月。感情が芽生える。論理的思考はできない(ように見える)。困ったら泣くと同時に、泣くことで相手の反応を見るような行動に出る
  4. X歳。自らの想いを言語で発することができ、若干の論理性を持つ。

上記の中で「感情」とはどこで生まれるんだろうと考える。「感情」を「自分に不利益なことがあるとアピールして、自分の利益になるように振り向かせる活動」とするならば、おそらくだが、1の時点ですでに「感情」と呼ばれるものの種は生まれているんじゃないかと思う。直感だが。

そんなわけで

もう少し多くのことをありのままを受け入れられるように、感情を「無」にする訓練をしようと思う。で、実はその訓練場についてだけど、これが以外なところで発見できた。それは恐妻である。今までは、恐妻から売り言葉を受けたら、買い言葉で喧嘩になっていたが、だんだん受け流しができるようになってきた。そうすると、喧嘩は回避でき、問題の本質について議論をすることができるようになってきた。つまり、家庭円満、家内安全な家庭になる。家庭が落ち着く場所になる。万歳!

まぁ時間とか心に余裕がないと、そこまでできないんだけど。
というわけで、もう少し頑張ってみようかと思う。

あ、今後、嫁のことは恐妻と呼ぶようにしよう。鬼嫁の次は恐妻(笑)の時代、だな。たぶん、きっと。


ではまた。

2013年10月21日月曜日

【事例】今、改めて思う、偉大なる先輩PMの話

昨日のALL-NIGHTの駄目だしを踏まえ、ふと思ったのが偉大なる先輩PMのことである。

偉大なる先輩について

かつて、自分が入社したときのことである。
自分が入社したときは、複数のプロジェクトを兼任している統括PMに出会った。社会人になって始めてのプロジェクトは企業統合時の1システムの担当であった。担当メンバーではあったが、人数が自社4人(自分含む)、協力会社10名とそこそこの規模であった。で、このときに、その統括PMがPMも兼任していたこともあり、よく行動を目にすることがあった。

結果論だけ言うと、当時、50人規模をまとめていた統括PMは今や執行役員への上り詰めている。
ちなみに本件の話題とは関係ないが、女性である。すげー。

ということで今日は偉大なる先輩を振り返りながら、マネージャとは何かということを考えてみる。

偉大なる先輩の伝説

その統括PMの名言や立ち振る舞いを整理しておく。
知ったこと全てあげきることはできないが、多少は参考になると思う。

特徴について
  • 論理的に考え、決断が早い
  • 部下の使い方がうまい。というのかわからないが、部下に資料を作成させ、指摘は徹底的だった。指摘は非常に厳しく、時間切れ以外で合格をもらえない。
    • ちなみに指摘の多くは的確で、的確がゆえに時間がかかる。価値があるかといわれれば、ある。ただし、時間がかかるが。。。
    • それでも、部下は資料を徹夜でも、チームを協力してでもやらしている。やらせきっているところがすごい
  • 先輩だろうが、何だろうが、正しいと思ったら、正しいと言い切る。しかも、正しいを決める基準はお客様の役に立っていることか、価値を生み出しているか、自分の責務を全うしているか
  • 人脈が広い。困ったら、相談する先がある。
  • 視野が広い。問題がおきたら、すぐに気づき、フォローに走る。文字通り、走る。状況を聞いた瞬間、改善策を提案し、解決に向かってリードする。しかも、先輩だろうが、他社であろうがお構いなしで、指摘をする
  • 大きなトラブルが起きたとき、謝罪をするとともに、現時点では難しい問題であること、改善のための方法、製品を売り込む
  • トラブルプロジェクトの支援に入ったとき、謝罪するとともに、現状を徹底的に分析し、自社だけではなく、お客様、あるいはプライムベンダーにも非があることを説明できる根拠を示し、お互い様であったという立ち位置を獲得。その上で、前向きに改善策を考える方向に誘導し、新たな仕事を獲得
  • 徹夜なんのその。深夜でも飲み会を開く。
  • 仕事がからまないと、そこらへんにいる近所のおばちゃん(失礼!)な雰囲気。

ついでに、よく言う言葉についてもまとめておこう。資料のレビュー時の参考になるかと。
  • 「あなたたちの言いたいことが(この資料では)まったくわからない」
  • 「言いたいことは、こういうこと? だったら、そのとおり書きなさい(論理的矛盾や考慮不足の点を指摘された後、この言葉が出るとだいたい整理された形になっている)」
  • 「忙しいは言い訳にならない。優先度と時間効率をもっと考えれば、違うやり方があったはず」
  • 「素人に説明するつもりで資料を見直しなさい。お客様は専門家ではないのだから」
  • 「自社の製品を徹底的に学びなさい。お客様が困っていた際に、一番わかりやすいソリューションは製品である。カスタム開発は製品もないときに初めて考えるもの。そこまでは製品を売り込めるように知識を持つこと」
  • 「(トラブルが起きたとき)明日レビューするから、そこまでに持ってきなさい。事実を真摯に受け止めると同時に、お客様に早く状況を説明しないといけないでしょ」
  • 「このチームは最高のチーム。優秀な人材を集めたのだから。しかも私は他チームに自チームを自慢して説明している。たとえば、XXX」
  • 「(新人が来たとき)このチームには優秀な人材がいるから、学びなさい。卵の殻から足が生えて歩けるように」
  • 「(入社4年目のメンバーに)そろそろ、殻に足が生えてきたか」
  • 「(31歳程度のメンバーに)そろそろ、小学生か」 ・・・いつになったら大人になるんだ?
  • 「こんなんじゃ、承認できません。ちゃんと説明できるようにしなさい」
とかとか。

偉大なる先輩PMのイメージ

結構、ひどいことを言われたこともあったし、徹夜もやった。
夜中の3時までトラブル解消に向けて活動した挙句、2時間説教を受けた先輩もいる。

そういえば、今思い返すと、「プラダを着た悪魔」という映画の有名編集長と同じ雰囲気を感じる。その映画を何度もみて、一番記憶に残っているが、編集長に怒られて凹んだ主人公に、優秀な同僚(といっても入社暦は主人公よりも長く、優秀な地位にいる)が言った言葉。
たぶん、それが根本であり、自分が一番、学んでおかないといけないことなんだと思う。

忘れかかっているので、かなり意訳になっているけど、大体こんな感じ。
君は自分が努力したからって、彼女(編集長)にほめてもらいたいのかい? 甘えるな。 努力するのは当たり前だ。怒られてばかりが嫌だって? よく考えろ、彼女は仕事をしているに過ぎないのだ

たまに見直してみて、自分の振りがどこまで近づいているか、考え直すようにしよう。

それでは。

2013年10月20日日曜日

【事例】プロジェクト炎上のアンチパターン:マネジメント不在

昨日はALLでダーツバーという、年齢不相応な恐ろしいことが起きた。

しかもその中で仕事の駄目出しを聞いた。連続ではないが、7時間程度聞かされ、疲れたんだよもん。

とはいえ、色々学んだし、まだALLできる体力があることもわかったから、これはこれで収穫か。

手なわけで駄目だしの内容を踏まえて、一人反省会。

現状

いい感じに炎上しているプロジェクトに参加。
6月末に設計Exitして、開発を8月末まで、結合テストを10月末までやっているんだけど、品質がひどい。
もう、10月半ばになっても正常系が動かない処理がある。しかも、根幹系の処理。

どうしてこうなったか。
といっても、普通の話で、設計の時点でくすぶってて、詳細設計で炎上。
チームリーダで手に余る状態になったにもかかわらず、マネジメントは「がんばれ」の一言。
まぁ俺は主体は別プロジェクトなので、目の前のお客様を優先していたというのが正直なところ。

駄目なプロジェクトに対する個人的分析

現場の主軸メンバーもいて、管理者もいて、私は出がらしなので、という特殊なポジションを利用して観察。
実験も兼ねて、放置を繰り返した結果、炎上した。多少は手伝ったけど。

なぜ、炎上になったか。
初期状態のときに、手を加えなかったのが原因かなと思う。
とりわけ、初期状態のときに増員を行わなかったのが痛い。加えて、管理系メンバーのスキル不足により、メンバーの生産性が低い状態で維持し続けている状態であったためと考える。

なぜ、マネージメントスキルが不足しているのか。
個人的には人手不足がトリガとなって、推進系のタスクがおざなりになったためかと。
  • 整備不良により、ドキュメントのマスタがどこにあるのかわらない
  • テスト環境を準備するメンバーがいない
  • 新規構築なのに、フレームワークの設計部隊の設計が遅れ、開発本体の部隊に追いつかれる
  • 新規構築なのに、先行開発、先行実装部隊がいない。そもそも計画されていない

やってみたが駄目だったこと。

いくつかやってみたが、軒並み駄目だったから、ご参考までに。

  • ドキュメントのマスタの置き場所については、プログラムと乖離していくリスクがあったため、せめて、DAO(データアクセスオブジェクトのUT用コードは設計書から自動生成できるようにマクロを作った。が、イマイチ受け入れられず。
  • テスト環境や先行開発については指摘しかしていなかったが、イマイチ改善されず。というのは人が不足していて、目先の作業で手一杯だったため、そちらに力が注げず
  • 人繰りについてPMと相談。自チームのメンバーをフォローに向かわせる打診を行ったが拒否される。なんだ、そのプライド。
  • 人を追加したのが、結合テスト時期。来て1ヶ月で打鍵以外の何ができると? しかも一人は新人。一人は生産性の低いと噂のミドル。

Barで指摘されたまだやっていないこと

  • 使えない人間を切る。さすがに会議中寝る。朝来ないメンバーはいらんでしょう、との指摘。放っておくと、新人教育にならないし、下手したらつぶしかねない。そら、そうだわな。これはチーム内でも提言しようか。
  • PMに言って駄目だったら、もっと上に言ってみる。これは、私はやっていないが、もっと上も「がんばれ」スタンスだから、さらに上を目指さないといけないようである。うーむ、レベル高いなぁ、でもやんなきゃいかんかったのかもしれんと思った。しかしながら、今回は自分が主メンバーではないところもあって、どこまでいったら炎上プロジェクトになるのか見てみたいところというところもあったので、放置してみている。本当に炎上したら、このプロジェクトが限界ポイントなんだろうと思う。
  • リスケを考える。というか、提言する。

この経験を活かして思ったこと

今回の中で学んだことを、今後に活かすためにまとめる。

先輩がリーダーだからといって、管理能力があるとは限らない。

また、過去、成功実績があるチームでも失敗することはある。気になるところは徹底的に確認すること。

今回の個人的な失敗は、もともと私の周りの先輩は管理能力に長けた人ばかりだったこと、参画したプロジェクトは安定と実績のチームと聞いていたことによる誤解である。炎上していても許容範囲内、あるいは教育を兼ねてぎりぎりで放置しているのかと思った。ところが、そうではなかった。今後は、先輩とか無視して、自分の考えと違っていたら提言とか、作業レベル詳細化とか、ガンガンかき回しておけばよかった。
  • 新規プロジェクトには先行技術の検討チームが必須
  • 新規プロジェクトには推進チーム(開発環境整備の開発推進、ドキュメント整備のPMO、運用・移行も必要に応じて)は必須。
  • 会議は税金。極力、参加人数を少なくすること。また、全員揃って会話しなければいけないことに絞ること
まとめていて、特に会議体については、もう少し整理して、「会議に適した話題」というのを考えておいたほうがいいかも。
とかとか。

ではまた。

2013年10月19日土曜日

【実例】 客先常駐SEは見た!! 要件定義は政治という話

最近、よくユーザー企業の要件定義に参画しています。
お金はあんまりもらっていないんだけど、まぁお客様の成功のためにはやったほうがいいのかな、と思ったので。

参加してみると、色々学ぶことになった。
問題もあったが、いろいろな方法で改善した。失敗もした。本も読んだ。いっぱい学んだ。

そして、何より、一番学んだのが、
要件定義とは社内政治がうまいとうまくいく
ということ。

うーむ、これは要求定義を研究している研究者にはわかるまい。

華やかな政治の世界へようこそ

Hello!! 政治!!

実践で学んだ一番の重要ポイントは、「システム部の政治力」ということだ。
まず、ここを押さえないと要件定義はできない。(反論もあるだろうが、ここは、あえて言い切ろう!!)

現場のみんなは気づいていないのか、あるいはあるべき姿を直視するにはあまりに残念すぎたのかわからないが、とにかく、自分が学んだことはこれだった。

逆に言うと、社内政治の生生しい世界をみることができて、大変面白い。
実際は、大変なだけなんだけど、その、大変さが逆に伸び白に見えて面白い。

例えるなら、証明に360年かかったとされるフェルマー予想、あるいはクロスワードパズル的な意味で。

ドロドロした政治の世界の中で、論理性を訴える

と、どうなるか?

答えは「ユーザーからクレームを受ける」だ。
恐ろしいことに、世の中には論理的に説明するとクレームを出すユーザーがいる。
これは本には書かれていないが、非常に大事なことだと思う。

なぜ、クレームを受けるか? 

私の数少ない経験から例をあげる。

■設問:以下の流れの中で、悪いのは誰でしょうか? (30秒以内に答えよ)
  1. ユーザーが要件定義として、業務フローや画面レイアウトを考える。システム部が資料化する。
  2. データの関連付けを考えない検討試料を提示される、俺。
  3. 俺「ぬぅ。これだとこうしないとデータの整合性があわないので、こうしたらどどうか?」とか検討して、システム部、ユーザー部に提案。
  4. 大筋は合意したので、契約準備。 契約準備中のリードタイムに詳細化を詰めることに。
  5. その中で、ユーザー部が言う「言い忘れてたけど、どういう機能は必要だよね。業務フロー見れば、予想できる範疇の話だよね」
  6. 俺、システム部「・・・(つω・`)」
    1. 業務フローって、そもそもフローもれてましたやん。
    2.  ついでに、画面案のどこにも説明ありませんがな。
    3.  それりゃ無理ってもんや。
  7.  持ち帰り検討することに。
  8. 俺「で、駄目もとで聞きますけど、追加契約するお金はあります?」
    1. システム部のお客様「わるわけないじゃんw」
    2. 俺「ですよねー」
    3. という和やかな雰囲気で、わずか5分の会話で終わる。
  9. 仕方なく、要件の優先度を再度、精査する俺。 アイデア考えるのは俺。あれ、何か、おかしいぞ・・・。
  10. 俺「こんな削減案と追加案なら帳尻あいまっせー」 システム部「それ、ええですな。ユーザー部も納得するやろ。いや、させる(反語)」
  11. で、ユーザー部と協議。 ユーザー部「そんなんあかんがな。両方やりたい」 俺「いや、そうすると工数がたりませんがな」
  12. 俺続けざまに、俺「こうすると入るけど、こうやると厳しい」。
  13. もめる。
  14. 【ユーザー部「これをこうすると、対応できるかい?」 俺「まー、ここはできれば妥協したくないので、こっちでどう?」】
    1. ※ループ
    2. ※その間のシステム部「・・・(´・ω・`)」
  15. だいたいの妥協決まる。
  16. そして、数日後、俺の上司に話が行く。 ユーザー部「あそこのPMあきまへんな。文句ばっかり言いよる」
  17. 皆に伝わる。
    1. システム部「マルオカはん、災難やったな」
    2. 俺「そうっすねー(なんか、納得いかない)」

※実際にはユーザー部はわがままっぽく、システム部は萎縮した感じで暗い感じなので、再現では関西弁を使って雰囲気を和やかにしてみた








■答え
コミュニケーション能力(特に政治力)の無い、俺。

はじめは「マジかー」と納得がいかなかった。
言い方が悪かったのか、とも思ったが、システム部に政治力が無いことは知っていたので、結構、気を使ってしゃべったんだぜ。

でも、今思うと、きっと、たぶん、そういうことだったんだと思う。
政治力を高める、あるいはわがまま(あるいは無知)なユーザーを調停する人付き合いのスキルが足りなかったのか、と。

つまり、必要なのは要件をまとめるスキルもそうだけど、それ以上にお客様(人)に対するコミュニケーション能力や政治力が大きなファクターを占めるということなのです。

ところが、政治力を高めて要件定義を乗り切るような技術指南書って、以外にないんだよねー。
これは人を見て学べということなのかなー。まだまだ先は長い。

ではまた。

2013年10月18日金曜日

【考察】「生産性の概念の欠如」なんて、客先常駐SEには対岸の火事

という感じの増田的なタイトルをつけてみた。
最近、ちきりん氏のネタを筆頭にはてなで生産性が話題になっているようなんで、相乗りで感じたことをメモりたかっただけです。
(後で見たら、長文になってしまったので、はてぶに登録してお茶の見ながら読むことをオススメします)

さて生産性についてですが、なんと「生産性が低いと儲かる」、そんな腐ったビジネススキームになっている業界があります。

それが客先常駐SEのビジネスです(ド━(゚Д゚)━ン!!)。

 客先常駐SEに生産性なんて概念は存在しない

あくまで、一例だけど、客先常駐SEの場合、お客様の指示に従って支援作業を行います。
それは、お客様が残念な指示を出した時点で、新たな仕事が生まれることを指します。ここの経緯が曲者で、残念な仕事を行うには常駐SEの対応作業が必要で、支援契約(準委任)だと、単価固定の時間で計算する契約モデルなので、残念な仕事は支援作業は、新たなお金になります。すなわち、常駐SEにとっては、残念な依頼があればあるほど、作業が増える=収入が増えるなので、(腐った=スレた)常駐SEの企業経営者はきっと生産性の悪い指示を喜ぶことでしょう。

なんて、恐ろしい業界。

もちろん、担当者レベルで考えると、残念な指示によって残業が発生する可能性はあると思います。が、それはどちらかというと、それは生産性は関係なくて、飛び込み要件に対するハンドリングスキルの問題が多いのかなぁと思ったりする。加えて、生産性を時間に対する価値とみなすと、作業に対する価格交渉をちゃんと行えば、生産性は下がらない。逆に言うと、残業が発生する=生産性が悪い、というわけではないということ。ここ重要。(いつか、それはそれでまとめる、、、はず。まぁ個人的な整理なので、反論は認める)


ユーザー企業の限界点

ユーザ企業の立場からすると、ひどい話でしょう。
この血をすわれ続けるビジネススキームは自社メンバーの残念な指示によるものが発端なので、いわば自業自得のようなもの。なので、おそらく「(自社の残念な仕事を差し置いて)なんとかできないの?」と思うのではと思います。なぜなら、自社の社員が常駐SEより性能がよかったら、常駐SEの価値はコスト削減メリット以外なくなるし。

しかしながら、ユーザー企業のシステム部員はビジネス知識は詳しいが、システム知識に乏しい。なので、現実的にはたいていの企業は常駐SEにシステム知識による貢献を期待しているのではと思う。(まぁ実際は代わりに詳しいとされるビジネス知識もどこまで詳しいかわかったもんじゃないけど。まぁアレだ。つまりは存在することに価値があるような存在?みたいな。 ま、ユーザ企業からすれば間接コストなわけで、そうなるのはある意味必然だったりするね。まぁいいや、それは余談だ)

で、書いていて思ったけど、この話って、何もSIに限った話ではなく、アウトソースする支援型ビジネススキームの業界全部に対して言えるわけで、一概に自業自得と言い切れないということ。ただし価値を提案するコンサル部隊は除く。

加えて言うと、これ、日本に限った話でもなくて、アメリカでも似たような話はある。なぜなら、某外資系のわが社の外国人向け研修の映像でも、同じような残念なユーザとの対応の仕方なんてのもあったので。あ、余談ついでに言うと、アメリカと日本の労働生産性を比較すると日本がアメリカの6割ってのがあったけど、そんなにアメリカの生産性が高いのならば、なぜアメリカは貿易赤字と財政赤字で苦しんでいるんだ? 」ということをちゃんと考えるべきです。たぶん、生産性という指標自体に難があることに気付くでしょう。

いやはや、鷹の目から見るといろいろ腐ってそうで、香ばしい香りです。

まとめると、腐った常駐SE(あるいは企業)はいつまでたっても生産性が上がらない。腐った常駐SEに捕まったユーザ企業は、非常に残念な損失を垂れ流し続け、改善の目処は立ちません。ということ。

ああ、なんということでしょう!!  ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

 腐ったミカンは捨てればいい理論に対するポイント

結局、この問題の肝は、常駐SEの”人”に依存するところが大きいということです。同じ単価でも、生産性への概念は人単位で明らかに変わる。
つまり、腐ったミカンは捨てればいい理論は有効、ということです。
そんなことを言うと、たいていのユーザ企業は、

つまり、腐った常駐SEはさっさと切り捨てて、いい感じの常駐SEが来るようにするしかない。

・・・とでも考えるでしょうが、

そんなことをする奴は、馬鹿だ。ふはは。大事なことなので、二度言ってやる、馬鹿め、だ。

実は、それは解決になっていないです。

このパターンは実際にもユーザ企業がよくやる方法なんですが、実はそれは解法になっていないんですよね。

もちろん、解決する場合もあります。ただし、それはシステム部がしっかりしていて、かつ、常駐SEが能力的に残念だった場合に限ります。

しかしながら、実際にやったユーザ企業は振り返ってもらいたいのですが、たいていの場合は、新たに来た常駐SEも腐っていたという結果になっていませんか?

問題の本質

原因の根幹はユーザ企業のシステム部員やユーザー自体が、残念な指示を出すことではなくて、実は、常駐SEと生産性の議論を行わない、反論させない風土があるために生産性が向上しないことにあることに気付くべきです。

これこそが、生産性の欠如の根源、ユーザ企業の間接部門であるシステム部に与えるべき課題。

ちなみに、よく間違えるのが、生産性=製造コストだと勘違いして、常駐SEや一括発注するベンダーへのコストを下げる方法ばかりを考える企業がありますが、それは品質を下げているだけです。それは受注側企業の怒りを買うことになり、先に述べた、残念なSEを寄せ集める結果になります。ちゃんと、新しい投資にはお金をかける姿勢と実績を作らないと信頼関係が保たれません。
(ここも個人的な経験に基づくので、反論は認める。が、実際によく見る風景ですね。よく飲みで話して聞くのが「この現場はあかんやつや」というブラックリスト的な現場の噂)

処方箋と思われるもの

・・・って、なんかないかな、と。
いろいろ考えたんですが、結局、ユーザー企業の残念なシステム部員は適度に配置換え、あるいは捨てる(あるいは評価を下げる)ぐらいしかないということに行き着きました。

個人的な経験則ですが、腐ったユーザ企業のシステム部員は、だいたい常駐SE、あるいは一括発注のベンダーと揉めているはずです。そんな社員がいたら、さっさとどっかの山に連れて行き、別の人材を補給しましょう。(リンク先は一例)

(もっとも、技術知識があるちゃんとした人が、そのユーザ企業のSEと一緒に仕事をすれば1ヶ月以内に「こいつ、あかんやつや」とわかると思いますが、たいていのユーザ企業のSEの上司は人事権を持たないので、捨てれないと思っているはずですが。それが原因だってば。)

副作用と対策

ちなみに、これ、まじめにやるとシステム部員の大規模リストラになかねません。だって、たいていは腐っているもの。なので、人材補給先が必達ですが、安心できるいい感じの人は見つからないと思います。

そもそも、人事にSEを見る目がないことが多いので、まずはSE向けの人事から改革ですかね。
ま、SE寄りの人材の取得が必須ですが、オススメな方法は適当にベンダー系から何人かスカウトしてきて、生産性の高いメンバーの存在比率を見る。役に立ちそうであれば、同じベンダーからスカウトするのがいいかもしれません。会社の風土に依存するところは大きいですから。
技術寄りで扱いづらいと思うかもしれませんが、人当たりのよいSEはたいてい、口だけか、中身がぎゅっとしまった人かのどちらかです。

よくよく考えると、というか個人的な経験に基づく理論ですが、プログラム開発現場に近いSEであったり、技術に詳しいSEほど、生産性への概念は強いです。開発経験は聞いたほうがいいでしょう。ちなみに履歴書ではPMと書いていますが、コードも書いている人もいるので、そこは面接で聞いてみましょう(プログラムは生産性の高いコードが書けると気持ちいいもんなので、大体は生産性を意識しているはずです) 
エンジニアの探し方み~つけた。


2013年10月17日木曜日

【考察】俺の帰宅が遅いのは全部会社が悪い!

なんて思っていると、先日の7つの習慣で学んだことに対して逆行するので、タイトルは無し。別の考え方しよう。正しくは「俺の帰宅が遅いのを改善するために、俺は何ができるか」という感じの前向きな何かで。

なぜ、夜に会議が開催されるのか

夜の会議はやめようと言っているそばから、「15分で終わるから」といって、夜に会議を開催されてしまった。しかも、だらだら1時間も残業させられた。半分予想されていたので家庭に致命傷を与えることはなかったが、「馬鹿なの?死ぬの?」と思いながら、お付き合いしていた感は否めない。
お客様常駐のSEの泣き所なのかもしれん。と思いつつ、自分はどうすればよかったのかと考えている。

 どうすれば改善されるのか。

一晩考えたが、答えが出ない。

とはいえ、考えた末に行きついた結論としては、少なくとも、夜の会議を行わなかったからといって、プロジェクトが死ぬわけではないと思ったことか。ゆえに、まずは検証として今後は今日の内容を例にして会議を断っていこうと思う。とはいえ、時間が無くて困るようなことがあれば実施するしかないんだろうなぁ・・・。

あれ? ということはあれだ。問題の本質は夜に会議が起きるのが顕在化した問題で、本質的にはマスタースケジュール作成の時点で計画が狂っているってことか。あー、そうか。開発期間が短いというネックをもうちょい考えようってことね。

あれ、結局、解決法は計画的に安定したプロジェクトを実施できるようになといいのだというところに行き着いた。まぁ自分担当ではないとはいえ、全体を統括するようにスケジュールしないと結局、自分が大変になるんだなぁとも実感した今日この頃。

ではまた。

2013年10月16日水曜日

【調査】路車間通信がスゴイ!

ワールドビジネスサテライトを見て。
路車間通信すげー。TOYOTAすげー。

知ったのは大きく3つの技術。

  • 路車間通信(交通インフラへの実装により、信号の待ち時間や次の信号を通り抜ける最適な速度を提示できる)
  • 車車間通信(他車の状況を把握し、接触事故を防ぐ)
  • 自動運転(車庫や高速道路を自動で運転する)

※動画を掲載したかったけど、Youtubeになかった。。。orz

これらは、ハードウェアもそうなんだけど、制御するソフトウェアもすごいよなーと思ったり。
まだまだ、TOYOTAは伸びそうですな。

# 官公庁から怒られていたようなので、もう一声の根回しとともに交通産業を広げてほしいもんです

余談

そういえばこの技術が進むと昔流行った(?)当たり屋は、廃業に追い込まれるかもね。
もう廃業しているのかしら。


当たり屋が「当たり」に失敗した動画が話題に ‐ ニコニコ動画原宿 - YouTube

ではまた。 

2013年10月15日火曜日

【事例】おおらかに生きると人生が幸せになる

おおらかに生きよう、と思ったよ、今日。唐突に。

まぁ背景としては、最近流行の7つの習慣から自分を変えようと思ったのだけれど。

で、おおらかに生きることを実践するには、いわゆる、誰につっかかられても、軽く受け流せるトキのような技巧が必要なんだと思う。いや、北斗神拳はいらない。必要なのは気持ちだけ。

とはいえ、今日は休暇だったので、相手になるのは嫁と娘。

まずは娘にチャレンジ。

俺「よ」
娘「おぎゃー」

あかん。これ、戦ったらあかん対決や。

当たり前だが、0歳児に何か人としての何かを求めてはいけなかったようだ。

しかたがないので、嫁にチェンジしてやりなおし。

俺「なぁ」
嫁「オマエ口臭い。なんとかしろ」

・・・俺、あかん子かもしれん。

とはいえ、怒らずに「わかった(´・ω・`)」とは言った。言った俺、えらくない?

嫁「つか、そこで寝るな。子供の寝るとこに外出着で寝たらあかんだろ」
俺「そうですね。すみません」

まぁ謝る話題だけで他の話題がなかったせいかもしれないが、いつものように喧嘩にならなかっただけましか。

自分が変われば世界が変わる。
変化の仕方によっては、以前よりも凹むことが多くなるかもしれないが。たぶん。

そんなことを学んだ、今日この頃。

ではまた。