2013年10月28日月曜日

【調査】非勝三原則

というものを、学んだ。(ココで)。

全国亭主関白協会における「究極の三原則」だそうな。スバラシイ。
で、説明書きを読んでみると、結構、本質的なアプローチだなと思うと同時に、実践して1週間、すごく役に立っている。
一応、原則だけ抜粋させていただく。
  • 勝たない
  • 勝てない
  • 勝ちたくない
ふむ、恐るべき後ろ向き発言。しかし、これはめぐりめぐって、すごく前向きな発言だったりするから恐ろしい。いや、何が恐ろしいのかよくわからんくなったけど。とにかく、恐ろしいぐらい有効な考え方なのだ。ただし、説明が気はリンク先を読んでくれ。コピるのめんどいから。

夫婦ゲンカがなくなったり、嫁から素直な「ごめん」があったり、なかったり

嫁とはよく言い合いになる。自分Viewだと、喧嘩口調だったり、横暴な要件だったりするので、反論を述べると、倍返しされる。そんなことが多かった。
しかしながら、この非勝三原則に準じて、積極的に勝たないことを理にしたところ、当たり前だが、喧嘩は激減した。しかも、嫁が非礼を行った際には、素直に謝ってくる始末。
どういうことでしょう。あんなに我侭だった嫁が、普通の嫁に代わっているじゃありませんかっ!!
すげーぞ、非勝三原則。

仕事でもすこぶる有効、非勝三原則

クライアントの大多数はプライドが高い。高い業界の常駐SEになっていることもあり、そういう局面に出会うことが多い。そんな時、役立つのが非勝三原則である。
「勝ちたくない」・・・もし、勇気を振り絞って戦い、そのケンカに勝ったとしよう。愛妻クライアントは反省するだろうか?否、しない。次の機会にそのストレスが、5倍10倍になってはね返ってくるだけであろう。
深い、、、経験上、これは客商売の基本だと思う。
「自分は正しい」。だから、クライアントも理解してくれるはずだ。そう思っていた時代もありました。しかし、現実はそうではないらしい。いや、よしんば、理解してくれたとしても、それ自体には何も成果が上がっていないことに気付くべきだ。
常駐SEで大事なことは、成果を挙げるのはもちろんのこと、クライアントが気持ちよく働けるパートナーであることも大事な要件であることを忘れてはいけない。

ってことで、現場で実験

能力的にはイケてないが、プライドが高くて文句の多いクライアント(若手、女性、日本人)に対して、不毛な戦いをやめる方向にしてみた。か わりに協調、というか親身を主体に行動するようにした。そうすると、前よりもよっぽど自分の思うように動いてくれるようになった。かわりに話を聞く無駄な 時間が多くかかる傾向になったが、プラマイでいうとプラスの方がじゃっかん多いかな、といったところ。まぁ、今後も実践で使えるかな、といった感じだった ので、初期アプローチとしては悪くない感触だった。

そんなわけで

学んだのは、「非常に前向きになるには、いつのまにやら後ろ向きになる」こともあるということ。加えて、後ろ向きな行動でも、真意が前向きだと、思いのほかモチベーションを維持して行動できるということである。いやはや、奥が深い。

ではまた。