今回はビッグデータの内、顧客の購買データとデータ分析の方法を紹介します。
顧客の購買データの売買が流行ってきた
ビッグデータというと、バズワード(雰囲気をあおるだけの言葉)のように聞こえますが、事象の説明と理解したほうがよいです。市場ではビッグデータとは別の言葉ですが、俗に言うビッグデータと呼ばれるデータのやりとり、あるいは分析でビジネスを実施している企業はあるのです。DocomoやCCCは優良で購買情報を売るし、Yahooやアスクルは無料で購買情報を提供するようです。
で、いよいよ始まりだしたビッグデータの使い方の初級編をまとめます。
顧客の購買データって何の役に立つの?
購買データがあると何がわかるか?答えはいくつかあるけど、代表的なものとしては「現在の流行がわかる」あるいは、「今後の売れ行きがわかる」といったところでしょうか。
「流行がわかる」といった方がイメージしやすいかな。
流行・・・例えば、携帯電話カバーの開発メーカーがいたとして、必要な情報は、
どの機種のカバーを作れば、一番儲かるか。どのタイミングで切り替えるか。
ということかと思う。
このとき、流行、例えば
最近、ガラケーよりもスマホが売れている。DocomoではXperiaの販売台数が最大だが、最近はiPhoneが売れており、伸び行きが著しく、おそらくiPhoneがXperiaを追い抜くだろうということがわかったとき、タイミング如何はあるものと、大筋としてはXperiaもしくはiPhoneを作ればいいのだと考えるだろう。
この、「おそらくiPhoneがXperiaを追い抜くだろう」を「N%の確立で追い抜くだろう」に言い換えてくれるのが確率論だ。
確率論って難しそう。いやいや、概念はわかりやすいですよ
せっかくなので、確率論(初級編)を掲載します。つっても、確率論なんて、情報論者や経済論者じゃないと、多分知らないんだろうなぁ・・・と思っていたりするので、以下のようにざっくり、2つに分岐させた。超ざっくりだけど。
- 古典的な確率論
- サイコロを振ったとき、2が出る確率。
- この場合は、これから起きる事象の発生確率は過去の事象に依存しない
- つまり、世間の過去実績(流行)に基づく売り上げ確立がわからない!
- 昨今の確率論
- 過去の実績から、今後の売り上げ確率がわかるような理論
- それがベイズ確率論なのだっ!!
というわけで、勉強してみましょう。
以下のスライドは人様のですが、非常にわかりやすいのでメモとしてリンクしておきました。
興味がある方に限定されますが、ご参考までに。
5分でわかるベイズ確率 from hoxo_m
ではまた。