2013年5月29日水曜日

【考察】コールセンターって無駄なようで実は必要なのかもしれない話

社内のコールセンターの集いみたいなのに参加。
 で、そのときにでた話題をメモがてらに記述しておく。

コールセンターって費用対効果って算出しづらい

そもそも、主要業務がFAQのコールセンターなんだから、売り上げがあがるわけも無いんだし、費用対効果が出ないのはあたりまえ。じゃぁ、不要なのかといわれると、無いと無いで不便になる。

うまい例えだなと思ったのが、「ビルを建築する際にエレベーターがある場合と、無い場合」。
エレベーターがあることであきらかな売り上げ貢献はないんだけど、無いとおそらく確実に客足は遠のく。じゃぁエレベータを高機能にしたからといって客足が近づくかというとそうでもないところが難しい。

その他

とはいえ、コールセンターは開設しているところもあり、今後どうなるかは要チェックや。
※保険は何かの流行なのか・・・?
「みずほ銀行 保険コールセンター」開設 | ライフ | マイナビニュース
三井住友銀行、SMBCダイレクトなど活用し生保の非対面提案・募集を本格展開
一方で、コールセンター自体の改善案も業務フロー改善のニーズからではなく、技術進歩のシーズから発掘することができそうだと思う。

管理者端末はPC据え置きにする必要は無く、タブレット+ネットワークキーボードや、ネットワークマウスの組み合わせを導入することで、手持ちディスプレイでオペレータをサポートしたり、指示したりできるサービスも期待できそうである。

もう、流通の窓口ではPOSじゃなくてスマホ+オプションパーツでクレジット決済できる時代だしね。
POSレジがスマホになる日
スマレジ
そういう意味でいくと、ワイヤレスのシンクライアントとかないのかねぇ。便利そうだ。

・・・ってあるじゃん。
WYSE PocketCloud

ではまた。

2013年5月28日火曜日

【考察】客先常駐SEとなったSEの将来について

前回に続き。
そんなわけで、客先常駐SEのポイントについてまとめた。
やりたいこと・給与・生活についてマッチしないと、不幸なだけなので、自分の頭で考えよう・・・(と自分に言い聞かせたい)。

組織別、求められる&伸ばせるスキルセット

組織別に得られるスキルセットをまとめてみた。
これでやりたいことに合わせて、自分の所属組織を決めればいいのではないかと思う。
1.客先常駐SE:プライムコントラクタに所属するメンバー
大きく2パターンある。1つめは技術のわからない管理者的なメンバー。もう1つは技術もわかる(技術が好きな)メンバー。
前者はプロジェクト管理・推進を担い、後者は前者に加えてアーキテクチャ検討や設計を行う。たまにPGやテストをすることもあるか。
どちらにするかはプロジェクトのニーズが決める話なので、自分で選べるわけではない。
2.客先常駐SE:サブコントラクタに所属するメンバー
通称、プライムのお手伝いSE。プライムコントラクタ企業の一員として働く形が多い。主に設計~PG~テストを担う。
上記は階層構造なので、プライム=高給、サブ以下=薄給という位置づけになる。
ちなみにユーザ企業のシステム部メンバーはシステム戦略とかシステム企画を考える位置づけだが、真っ当に考えられるメンバーは少ないように思う。なぜなら、企画ばかり考える立ち位置なので、技術観点での理解・評価ができないからだ。
それだけに、客先常駐SEは技術のわからないユーザ企業のシステム部メンバーに対してシステムの説明をする必要があり、また、技術がわからないが故に明後日方向の指示にも従わなければならない場合がある(ってか多い)。
上記の環境要因に伴い、無茶振りばかりする顧客であった場合、客先常駐SEは残業が多くなりやすく、モラルの低下が散見される。
これは、ひどい。
ユーザ企業によっては人柱か奴隷制度じゃん。
ま、でも割り切りの話か。

SEのニーズから選ぶ所属組織

ただ、構成を整理すると、習得したいスキルセットによって、最適な位置は変わるということだ。
1.技術を探求したい場合 (ただし、給与はそこそこでよい)
サブコントラクタ企業にて、技術屋としてアサインしてもらえば幸せなのではないかと思う。コミュニケーション(政治)はプライムの管理者にまかせ、自分がシステム作りの部品を考えることに特化できる。多少の残業リスクはあるものの、そこそこ技術者の位置づけで満足な人はここが理想郷だろう。
逆に給与を高くしたい場合は、コミュニケーション(政治)に手を出すか、技術を超特化させるかになる。前者を行うなら、ここにいないほうがいいかと。
2.給与を高めたい場合
プライムコントラクタ企業、あるいはユーザ企業に所属する必要がある。法人システムは要件定義の単価が高い傾向にあるので仕方が無い。
もっとも、プライムコントラクタになるような大企業の場合は、ロールモデルとして、PMとアーキテクトに別れることが多いので、やりたいことによって要件定義のアプローチの選択肢は残る。もっとも、アーキテクトの需要はPMに比べると少ないが・・・。
ただ、ユーザ企業とプライムコントラクタ企業の違いとしては、評価の視野が大きく異なる。ユーザ企業だと、システムの出来上がり具合よりもユーザによる売り上げが重要視されるが、プライムコントラクタはシステム開発の規模によって売り上げが決まる。つまり、案件に対するアプローチが異なる。
上記の違いにより、大筋としてはシステム構築を重視するならプライムコントラクタ企業、システム構築よりもユーザの使い方・売り上げに興味がある場合、ユーザ企業に所属したほうが幸せになれると思う。
3.サボたい場合 (給与も高いことが多い)
そんな魔法があるのかというと、実はある。ユーザ企業のシステム部である。
よく「ユーザー企業は人間として腐る」というSIベンダーの格言(皮肉、恨み、あるいは妬み)があるが、これは人のアプローチの仕方なのだと思う。システム企画は0を1に変える作業なので、やってもやらなくてもわからない。サボろうと思えばサボれてしまう状況から、サボっているのが当たり前というメンバーが多くなるのだと思われる。(だからシステムを知らないシステム部担当は多いのではと思う)
逆にサボれるメンバーが多い分、転職市場のニーズは低く、そのユーザ企業からリストラされると行き先が無くなるリスクは残る。ま、それはリスクに対する割り切りなんだろうけどね。


そんなわけで

私の場合は、システムはツールと考えているので、コントラクタよりユーザ企業に行くほうが幸せであることがわかった。
入社7年目にしてわかる真実・・・。
ああ、どうしてこれを自社に入社する前に気付くことができなかったのか。まぁユーザ企業だと、環境的な意味でシステム構築技術の習得は難しかったと思うので、ベースライン習得だと思えば、悪くない話かなと思っているので、あんまり気にしていないけど。
さて、ユーザ企業も星の数ほどあるし、どこに行こうか迷うね。
(実際に行けるかどうかは別だけど)

ではまた。

2013年5月27日月曜日

【考察】客先常駐SEを配するSIerの将来について

なんか、SIerの仕事、飽きた。
新興ユーザ企業とかだと、内製化に進めようと気合入っているようだし。そろそろ業種として役割は終わり始めているのかねーと思い始めた今日この頃。
というわけで、今回は日本のSIベンダーの一部は何故、客先に常駐する形態なのか整理してみようと思う。
システム部の内製化は本当にあるべき姿なのか、という自分の疑問に対する一つの回答になるといいなと思う。


ユーザ企業の目線から

まずは、顧客であるユーザー企業のシステム部の状況から確認してみた。顧客がカスタム製品を頼むにもかかわらず、SIerを常駐で雇うのは以下の理由が大きいように思う。(経験論だけど)
1.人員の増減の吸収
日本はまだ終身雇用の力が強いからね。急に人を入れたり、捨てたりはできないので、吸収素材が必要なんだと思う。
2.単価の低減
なんだかんだで、「システム化戦略を立てられる上級SE=システム部員(笑)は単価が高い扱いになっている。だから、単価の安いPGなどやらせられるか」という思想があると思う。 
↑「PGの単価が安い」については業界によりけり。法人のレガシーな事務システムなら、新しい技術を使う機会は少なく、エリートPGは不要である(という風潮だと思う)。ウォーターフォールでやる限り、(システム/ソフトウェア)アーキテクチャがしっかりしていれば、ある程度のものはできるからね。WEBやゲームの開発とは違うのです。
3.他の事例に基づく、新しい提案
他の事例があるにもかかわらず、新しいというのが矛盾な感じだけど、日本企業では実績があってイケてそうな案件を探しているのだ。間違ってもチャレンジなどしない(私の周りのプロジェクトでは)。その辺、海外と色が違う気がするけどね。
一方で、システム部は自前のシステムしかわからないから(実際は、自前のシステムすらわからないことが多い)、SIerに業界のトレンドや、他社の最新鋭のシステム案の情報を入手したい。だったら、各社の営業に頼めよ、というところなのだが、どこの馬の骨ともわからん人間に聞いても、どこまで信じるに足るか判断できず、もしかしたら、だまされるリスクがある。そんな中、常駐しているSEは普段の仕事ぶりがわかっており、長期的な付き合いがあるから、簡単には嘘がつけないという状況であるため、有力な情報源となる。


SI企業の目線から

SI企業の目線から、上記の顧客ニーズにこたえるメリットについて考えてみる。ここで売り上げにレバレッジがかかる要素がないと奴隷業種としての価値しかないことになって、業界的にはもうオワコンだと思うのです。
1.人の増減の吸収するサービス提供側のメリット
価値を提供しているけど、派遣とかわらない気がするから、売り上げ貢献に持っていくにはメリットが薄い。人=単価=売り上げとなるから、人の数でしか売り上げがあがらず、レバレッジが効かない。
2.単価の低減に対応できるサービス提供側のメリット
価値があるなら、高い単価でサービスを提供することができる。なのでメリットは高い。ところが、客先常駐にすると、顧客の目の前で働くので、単価に見合う能力があるのか判断されることになる。つまり、能力の低い人間を雇うことができず、簡単に単価を吊り上げることができない。
もちろん、同一企業において人の能力に合わせて単価を変えることもできると思うが、企業が大きくなればなるほど購買間の取り決めとして標準単価の確定に流れていくのが現状だと思う。うーむ、これは課題だよなぁ。この課題を解決しないと、単価メリットをうまく享受できない気がする。
3.他の事例に基づく、新しい提案を行うサービスについて
これはサービスを行う際に以下の能力を持った企業はメリットがある。
3-1.パッケージ(HW/SW)を持っている
HW、SWは製造パターンが決まっており、売れば売るほど利益になる。特にSWは研究・開発コストは必ず初期コストがかかるが、売れる時期になると売れば、売るほど利益になる。この時期、常駐SEが顧客をうまくだまくらかして・・・じゃないや、適切なソリューション提案を行えば、顧客とWin-Winの関係を作りつつ、利益を得ることができる。
3-2.代替できない技術を持っている
レアケースしかないかと思うが、パッケージの拡張開発やコールセンターシステムにおける電話制御など、技術者を養い続けることが難しいケースである。このときは、2の抱き合わせ商法として、単価の吊り上げは可能になるが、高すぎるとパッケージ自身が捨てられる可能性が高くなり、攻めづらいポイントでもある。
というわけで、1や2はやれば売り上げ貢献という効果はあるんだけど、やっぱり奴隷商法な気がするのです。逆に言うと、3-1パターンでの商売ができる企業には価値があるということか。
まぁコンサルと開発を抱き合わせにするという亜種もあるけど、これも情報というパッケージを提供する形として考えると、大区分としては3-1と同じかなと思っている。

SI企業の目線から(その2)

というわけで、業界的にはパッケージベンダーが◎なのだということがわかった。あーよかった。将来は真っ当そうだ。
パッケージベンダー企業の客先常駐SEはパッケージを売っている限り、なかなか食いっぱぐれることはない。もっとも、競合となるパッケージがあればコンペに負ける可能性はあるが。
とはいえ、顧客側に要件をまとめる能力がない場合、常駐ベンダーが適切な提案をしていれば新規参入ベンダーに負けることはないと思う。そのための楔として、常駐SEがいるんだろうな、と分析。
本来、提案待ちフェーズは、常駐SEのいる企業と、新規企業に与える情報は同じ要件情報であることが原則であるが、経験上、顧客と長く付き合っている常駐SEの経験値に勝るものは無い。
要約すると、パッケージベンダーはパッケージが売れるとウハウハ。パッケージを売るために有利なのが、客先常駐SE。
チャリンチャリンビジネスなわけだ。こんなにおいしい仕事は無い。
こう見ると、常駐SEを配するパッケージベンダーの将来は安泰に見える。

とはいえ。。。

客先常駐SE自身の生活が幸せなのかは別問題である。しかも、自分の中に何か違和感があるので、今後、整理しようと思う。
とかとか。
と思った次の瞬間にはまとめたのであった。⇒これ

<余談>

パッケージで単価が上げて、というのは1手法であり、薄利多売戦略もあるけどね。その場合は、先の論拠はその限りではないことになるけどね。要はスタンスの問題。
ただ、前者の方が捨てられにくく、長期的なアプローチが取れる分、個人的には好きだけど。

2013年5月9日木曜日

【考察】F-05Dの設定が改善されて初期状態でも真っ当に動いた話

この事実をマーフィーの法則というのか、初期セットアップのミスというのか、ソフトウェアのKAIZENというのかというと、どれもあたっているような気がする。たぶん、複合的なものが重なったのであろう。


携帯壊れた。


・・・のかどうかよくわかんなかったんだけど、とにかく携帯の電源が切れた状態から起動しない。
いや、起動はするのだが、無限再起動が繰り返される。
これがいわゆるF-XXD系に代々伝わるエンドレス再起動機能か。


ということで、NTTドコモ(最近、社名名称変更したんだってね。なんか意味あるのかな)のショップにお伺いしてご相談にいく。

そして、ドコモショップへ


窓口のお姉さんとご相談したところ、とりあえず修理に出すことになった。

「どうですか?」
「確かに変ですね。故障の可能性もあるので、修理に出してみましょうか」
「ちなみに、トラブルが2,3回発生しているのですが、機種変更することはできないのでしょうか」
「お客様は保障契約を結んでいないため、機種変更はできません」
「何か、保障を結べば機種変更できるんですか?」
「機器の破損だった場合に限られますが、破損ではないと思いますよ」
「・・・(じゃぁ、初めから保障とか言うなよ)」

とまぁ、生暖かい会話の後、修理に出すことに。

それで、代替機を借りることになったのだが、どうやら、同じ機種があったみたいで、強制的に同じ機種になった。

# これって、最新鋭の機種とか貸しておけば、広告効果があると思うんだけどなぁ。
# なんで、不満を持った同じ機種、しかもソフト入っていないわ、OSはAndroid2.3デフォだわで、メリット感0

とか思いつつ、代替機と暮らすことに。(ペットかよ)


代替機と暮らしてみてわかったこと


同機種交換したら、思いのほか快適だったり。

なんていうか、デフォルトのソフトの同期設定のいくつかを解除したら、思いのほか電池も持つことが判明。ごめんね、F-05D。俺、万歩計ソフトなめてたよ。
君が不良品なわけではなくて、使い方が悪かったんだね。疑って悪かったよ(デフォルトインストールのソフトなんだが、いまさら気にしない)

ついでに言うと、リリース当時、電力消費のエコモード。
ソフト名と釣り合っていないイカした機能だったけど、アップデートすると電源の消費が減ったように思う。おー、こっちは順調に改善されたんだね。(でも、使わないけど)

というわけで、元々は電源の増量パック(1万円ぐらい)を購入して使っていたんだけど、代替機と暮らした1週間においては、デフォルトの電池で特に不便を感じなかった。

# まぁ、家(充電)→出勤→会社(充電)→退勤→家(充電)という暮らしだから、平日に困るわけないんだけど。

あと、代替ということでちら見防止シートとか、傷つき防止シートとか剥がしたら、思いのほか、認識率がよかった。これまた、F-05Dに謝らなくてはならないな。
これも、防止シートによる弊害って結構、大きかったんだー。一年気付かなかったよ・・・。
#あー、ちなみに、本当に快適だったかというと、そうではありません。
#元々がひどかったので、比較的マシなだけ。皮肉です。

1週間で機種が帰ってきた


おー、意外に普通のスケジュールで帰ってきた!
というのが所感。

で、状況はどうだったかというと、電源周りの基盤の故障だそうです。

# なんだってー、キバヤシ!! 某保障があったら、機種変更できたんじゃね、と思ったのはココだけの話。
# でも、WEBで調べたところ、機種変更できる保障なんでどこにも無いんだが・・・。

まぁ、改善されたなら、当分は様子を見ようかな、と思った今日この頃。


とかとか。

2013年5月8日水曜日

【考察】システムの画面レイアウトを考える前にするべきこと

次世代システムを考えるとき、ユーザービリティを考えるとき画面レイアウトから、考えていませんか? どうやら、それでは使いやすいシステムは構築できないようですよ。
使いやすいシステムの構築に向けて、ビジネスユーザからシステム要件を作るには、いくつかのステップが必要です。ここではそのステップの一例を記述してみました。

要件の整理のやり方

ユーザエクスペンス構成要素に基づいて、構成要素の作成順を整理してみました。
(あくまで未完成です)

1.ユーザーの目的、システムの目的
これがないとはじまらないですよね。
2.機能仕様/コンテンツ要件
何かの事務処理を行うのか、エンターテイメントを楽しむのかによって必要な機能やコンテンツ、比重が変わるはず。
3.インタラクションデザイン/情報アーキテクチャ
ユーザーへの情報の伝え方(概念)を整理し、情報空間の構築、設計を行う
参考:情報アーキテクチャ、インタラクションデザイン記述のためのビジュアルボキャブラリー
# ただ、個人的にはシステム設計におけるデータ概念モデルとユースケースを指していると思われる
4.情報デザイン/インターフェースデザイン/ナビゲーションデザイン
情報デザインは下位のレイヤに基づき、ユーザーへの表現方法を定義する
インタラクションデザインに基づき、ユーザーと接するインターフェース構成要素を定義。
情報アーキテクチャに基づき、ユーザーの行動を促すのインターフェース構成要素を定義。
# これが今、画面しなかなったから軽視されてきたのかな、と。
# 事務システムでは相変わらず貧弱なインターフェースに基づく発想なので今後の有望株と思う
5.ヴィジュアルデザイン
やっと画面デザインをデザイナーに頼めるところにきました。

整理してみた結果

やぱり、考えるポイント(成果物)はいっぱいなんだなと思いました。
できればサンプル記述例や、もっと詳細化されたフレームワークが必要なのかもと思っているので、できれば1つ1つを分解して整理していきたいなと思っているのであります。

ではまた。

2013年5月7日火曜日

【考察】心が燃え尽きないようにするための11番目の方法

燃え尽き症候群というのがあるらしい。
身も心も燃え尽きないようにするための9つの方法
「心因性鬱病の一種で仕事などに没頭してきた人が意欲を失う現象」ということらしいです。
毎日終電という仕事生活に没頭して早7年。幸い、まだ自覚症状がないので、たぶんこの方法を実践しているのだろうと思って、セルフチェックしてみました。
さて、どれぐらいFit&Gapが出るかな~。
★★★
で、セルフチェックの項目と結果。
1:朝の運動
まったくやっていない。
2:夕方の散歩
まったくやっていない。
3:小説を読む
まったくやっていない。
ビジネス書や技術書はSEである以上、必要に応じて読むぐらい。
4:週に1日仕事から離れる
まったくやっていない。
一日1回は頭の中では仕事のプロセスが走っているのを自覚している。
数時間単位だと忘れているけど。1日とかいているだけに、そういうことではないんだろう。
5:知的な趣味を身につける
まったくやっていない。
カメラは一時期はまりかけたけど、はまる前に飽きてしまった。
ブログ?これは趣味じゃなくて、仕事扱いです(キリッ
6:小さな成功
これは感じている。
仕事が終わった感とか、仕事が進んだ感とか、自分が成長した感とか。


7:健康的な食事
まったくやっていない
# とはいいたくないが、事実、そんな気がする。
# これは、何とかしたいと思っているが、仕事の忙しさとかで怠けているなぁ。
8:無駄な決断を避ける
まったくやっていない
# 意識はしているんだが、いざとなると、決断になってしまう。
# さらに優柔不断なのが残念な感じ。

9:年に1度プラグを抜く
まったくやっていない。
つーか、業務特性上、無理無理。システムの障害連絡が発生するし。
★★★
ここまで振り返って気づいたけど、回避策を満たしているのは6だけじゃん。
んー、これはだめですねー。(田村マサカズ調)
んでもって、結構やばいんじゃね。
うーん、きっと、俺には俺の回避策がほかにもあるんだ、といういいわけを兼ねて、なぜ、自分が燃え尽きないで生きながらえているか考えてみた。ご参考までに。
10:燃え尽き症候群を意識する
メメントモリ(死を忘れるな)という言葉があるとおり、心理面の問題を常に意識しておくことは大事かなと思います。今の会社に入る前に燃え尽き症候群になった時の経験から、心理面はある日突然ガクッとなると認識しています。ただ、兆候は発生前に出ていて、なんか調子が上がらないなという時期があるように思います。そういったときは、リフレッシュを早めにするのがいいと思います。たとえばガッツリ寝るのもひとつの方法ですし、人と会うのもひとつの方法です。
11:夢を持つ(=自分が解決しなければならない課題認識を持つ)
たぶん、今の仕事が終電ばかりのハードワークにもかかわらず、燃え尽き症候群にならない大きな理由はここにあるのかなと思います。課題があるから、まだ燃え尽きるわけにはいかないという情熱が残る。なんだか、逆説的な話になってしまいますが、尽きるのが問題なので、尽きることがないようにすればいいんです、という発想です。
そのために必要なのが夢であり、目標、ひるがえせば課題認識かな、と私は思うわけです。とはいえ、それでも夢と現実とのギャップで諦めそうになるときがあるのですが、そのときは9のリフレッシュを意識して、小さいリスタートが大事なのかな、と思います。
まぁ人それぞれですけど、これが今の私の自己分析した結果でした。
とかとか。

2013年5月6日月曜日

【考察】個人で行う情報発信のフローについて、整理してみた

 絵にまとめるとこんな感じ。

f:id:james-maruoka:20130506173639j:plain
(上図)ぼくのかんがえたさいきょうの情報発信フロー


というわけで、Twitterとかでネタを書いて、ブログでまとめる。
はてブでリンク溜め込んで、NEVERまとめでまとめる。
そうすれば、ちょっずつ溜め込んで、最後はまとめるだけで、記事ができる情報発信が可能。これなら三日坊主にならないぞ、と。
そんなコンセプトでまとめてみました。

・・・って終わっちゃうと、記事として説明量が少ない気がするので、余談も書きます。
 興味があればお付き合いを。

そもそもの背景

さて、そもそも私は仮想住人なので参考にした有名人(ちきりん氏とか)を見て、見様見真似でやる気だったので「はてなダイアリー」だけでいいかなと思っていたのです。
ところが、「はてなダイアリー」は「はてなブログ」に変わっているやら、ブログはまだサービスとしては欠陥状態で記事投稿がめんどくさいやら、画像を載せようと思ったらはてなFotoが使いにくすぎて話にならないやら等の問題が出てきてしまって、保管サービスを探してきたらこうなってしまった。

ちなみに画像の①と②はアウトプットする順番ね。書きやすい順ともいう。②は①をインプットとして出力する感じ。

なんでこのサービスを選んだの?

という自己疑問に対する回答として、サービスの選定理由を書いておくことにします。
皆様の参考までに。

Twitter

いわずもがな、つぶやきソフト。
ブログってある程度まとまったネタがないと書けないボリュームな感じなので、ネタ集として集めるところがあったほうがいいなと探した結果、Twitterが選ばれました。ネタまとめなら、「EverNotesでもええやん」とかいう反論がありそうですが、あえて公表するサービスを選びました。どうせ仮想住人なら「王様の耳はロバの耳ー!」と叫んでも、現実的な問題(どこかに被害が無い範囲であれば)気にする理由がないし、第一、叫んだことで、共感してもらえる人がいるか、かわるかな、と。
あと、リンク系は人の役に立つかもしれんしね。(とはいえ、リツイート0件(現時点)の住人が何を言う感は否めないが)
使い方としては、私の脳味噌の情報が垂れ流し、ただ漏れにしている状態です。いろいろまとまっていないことが多いかと。

はてなブックマーク

ブックマークの素材。「スマートフォンやらPCやら物理デバイスが多い昨今、リンクがWEB上で共通管理できるなら便利でしょ常考」というありきたりな理由で選定。
使ってみると、ブックマークするときにTwitter連携とかできるから、便利だと感じている。これはほかのはてなサービスに比べて、完成度が高いと感じる。

Instgram

写真投稿サービス。色々選んで、結局、ここに流れ着いてきた。
「はてなフォトライフ」も使おうとしたんだけど、スマートフォン用アプリが重くて使い物にならなかったので、ベースキャンプとしては断念。ブログを書くときの画像保管場所としては、(必然的に)使うことになっているのは事実なんだけどね。Instgramはスマホからの投稿がやりやすいし、画像編集も簡単に、それっぽく見せることができるので、写真愛好家だけど、撮影は下手という自分のような素人にはうってつけのサービスでした。Great!

はてなブログ

やっときました出発点のサービス。
本来は、これで簡潔できれば何も苦労しなかったんだよ(筋違い)!
そもそも論で数あるブログのなかで、これが選ばれたのかというと、他にはない素敵な機能があって、これになりました。実際、GoogleのBloggerとか使ってみたんだけど、やっぱり実装されていないようで。
その機能というのは、記事を書くときにサイドバーがあって、他社サービス等をボタン一つで引用、貼り付けできる機能です(ガイド参照)。
ただ、まだ「はてなダイアリー」との住み分けが今一つで、使いにくい部分があるので、最適なブログは好みによって変わるんだろうな、と思います。

Neverまとめ

これは、完全に蛇足として生まれました。
はてなブログを書いていても集客が得られないということで、集客を得やすいサービスに手を出そうとした結果です。いわゆるエロ心ですね。
人を集めてどうにかできるコンテンツが無いのに集客してどうする、といったところはあるのですが、まぁ、何事も実験して経験値を得るところからだ、ということで、はじめてみました。記事を書いてみると、なるほど、これはまとめページを作るときは便利だなーと思いました。しかも、リンク集ができていると1記事作るのが早い!これはすごい。So good!!なわけです。
なので、これは「はてなブックマーク」の整理に使えるぞ、ということでエントリ。
というわけで、集客というエロ心ではなくなりました。
そう、そんな心など初めから無かった。
こう見ると、WEBのサービスって色々あるし、記事を書こうと思っても色々な発信場所であったり、発信方法があるんだなと感じました。
4月にはじめてGWで撃沈したBloggerもいると思いますが、気持ちを新たに、アウトプットする場所を整理して、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 とかとか。


追記(2013/11/1)

と思ったら、はてなBlogは何かと使いづらいことが判明。Export機能がないとかどういうことよ。
あと、広告機能が無いってどういうことよ。ということで撤退を表明。

ではまた。