2013年11月22日金曜日

【TV】(スーパープレゼンテーション)アルゴリズムが世界をどう動かすか、を見て

最近、あったので、見た。面白かったので個人的にまとめてみた。

引用の部分はTVの意訳です。

華僑の島

タニン・チャラワノン氏の話。

中国は文化大革命のとき。儲けることが悪という文化だった。
そんな際に、一番であることを目指して市場にチャレンジした。
氏は自分が得た確信を言う。

人は一度、良いものを知ってしまったら、元には戻れない。

これは私の自社にも言えそうだ。
外資系の企業が生き残るのはこうやって世界中のベストプラクティスを売り込むしかないと思う。

また、氏は言う。
欧米のように実務的ではいけない。
長期的に調子してゆく必要がある。

欧米系企業としては、すごく実感する。
支店といえば支店なんだけど、日本支社の自分としては日本支社を強くしないと、競合他社の後塵を進むことになるんだろうな、というか、今、そうなっているんだろうな、と思う。

そして舞台は、天安門事件へ。
一人の政治家、鄧 小平は言った。改革開放の政策は変えない。

窓を開けないと、よどんだ空気は抜けない。
そして、 当時を振り返ってXXは言う。
危機という言葉は機会という言葉でもある。
つまり、ハイリスク・ハイリターン。
大きな企業になってしまった会社はハイリスク・ハイリターンは取りたがらない。

日本企業もかつてはハイリスク・ハイリターンによって成長した企業が多かった。
しかし、大企業になった日本企業はハイリスクを飲めない。
Not Action Talk Onlyと批判されている、とのこと。

個人的には、選択と投資の比率の違いだと思う。
あと、投資の方向性が無難すぎて、爆発力が無いようにも思う。
それは、ルールが変わったときに弱いのだという新たなリスクを生むということ。

投資すればよいかというと、そうでもない。
ただ、チャレンジすることで、新しい世界に進むことができる。

投資の仕方について

他国に進出した際、大事なのはお互いの利益。
タニン氏の進め方は、相手に利益を増やした上で、自分の利益を得るもの。

購買層は、日本に対して悪くなっているとなかなか攻められない

外資が日本に進出する際も同じかもしれない。
ブラック企業だとか、品質が悪いとか言われたら、企業はお客様に受け入れられない。


ローソンの中国進出について


ローソンCEOの言葉。
日本の商品が中国に嫌われているのか。答えはNo。
安心、安全のブランドバリューは十分、受け入れられるものである、とのこと。
また、
日本企業の強みは「人材育成」である。人はコストではなく、資産である。
とのこと。

ほんとか?
なんか、違う気がするのは気のせいだろうか。
個人的には

ドバイの投資の呼び込みについて

ドバイには資産がない。投資を呼び込む必要がある。
ドバイは世界中から融資を呼び込んでいる。
およそ7000社の融資を受けている。

DPワールド社のスルタン・ビン・スレイヤム氏だ。
1960年代は、電気や水が不足する土地であった。
1966年、石油が見つかったものの、埋蔵量は少なかった。その量、おおよそ30年分。

氏は資源の少ないドバイに繁栄をもたらす方法をもたらす方法を考えていた。
そして、見つける。経済特区のプランを。

1970年代、欧米諸国が経済強者であった。
1980年代、日本、中国が経済において、台頭してきた。

1983年、国内にて、経済特区として、関税の撤廃を提案したが受け入れられず。
氏はあきらめず、世界中を調査し、提案を続けた。

そんな中はじまる、湾岸戦争。
ドバイは紛争の影響を受けなかった。
そこで、安全とみなされ、投資を受けることができた。

そして現在、投資の25%を受けるに至った。
今では世界中から、氏に融資の相談で引っ張りだこになっていた。

日本の論者は語る。
日本は「ゆでガエル」である
日本には海外から投資を受けるだけの価値があるのか?
法的にも政治的にも安定した国であるという日本は価値がある。
また、首都圏は公共交通インフラにおいて世界でも類を見ない。

2009年、ドバイショックが発生する。
氏は、今まで得た投資資金を逆に海外に投資するように舵取りを行った。
投資先はアフリカのジブチ。

なぜ、何もないジブチに投資したのか?

それはコーヒー豆にある。
エチオピアはコーヒー豆を生産しているが、海に面していない。
ジブチが海に面しているため、ここに経済特区を開発するチャンスが眠っている。
アフリカ最大のチャンスは正常率になる。
今後、先進国は2%ぐらいだが、アフリカは10%にも上る可能性が高い。


日本の論者語る。
日本企業は長期的な目線でチャレンジを行うことができない。
サラリーマン社長のため、自分の任期は静かに過ごしたいと思っている。
一方、アジアのCEOはオーナー経営者なので、強力なリーダーシップで進めていく。
それが違い。30年、40年の目線で見える経営力が試されている。
日本の企業は行動成長の負の遺産を清算する。価値を生むものと、生まないものの仕分けを行うべき。
個人的には、長期プランの投資を行っているように思う。
自然発電であり、メタンハイドレ-ドであり、Bigデータであり。
それはまだ、芽が出ていないだけで。

まぁ日本企業で、、、って言うと、大企業となった企業たちは今までの延長線上の発展、って感じがしないでもないけど、イノベーションは狙っても起こせないしね。

余談


あ、正確な記事はこっちにありました。ご参考までに。

ではまた。